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暮らし・インテリア

2023.10.01

おしゃれな収納ボックス!
名作ボビーワゴンをレビュー

ブランド B-LINE(ビーライン)
商品名 Boby Wagon(ボビーワゴン)
素材 本体:ABS樹脂
キャスター、インナートレイ:ポリプロピレン
サイズ 幅43cm × 奥行き42cm × 高さ74cm
付属品 組み合わせや購入場所により変わります。※天板やインナートレイがサービスで付くこともあります
価格帯 60,000円台〜(3段タイプ)

CONTENTS

目次

ボビーワゴン(Boby Wagon)とは

ボビーワゴンは1970年にイタリアのデザイナー、ジョエ・コロンボがデザインした収納ワゴンです。ABS樹脂製で汚れも拭き取りやすく、リビングだけでなくキッチンや洗面所、ガレージでも使える万能な収納ボックスなんです。完成された機能美は、あらゆるシーンで使える用途の幅広いデザイン家具です。

ABS樹脂というと、木材や金属と比べると安っぽいイメージを持たれることもありますが、高品質のABS樹脂は一般的なプラスチックよりも強度が高く、温度変化にも強い素材です。世界中で親しまれているレゴブロックもABS樹脂で耐久性に優れています。ABS樹脂の特性を生かしたボビーワゴンは水や油汚れにも強く、キッチンやガレージでも使えます。生活のあらゆるシーンで利用することを想定されたデザイン設計ですね。

ボビーワゴンは1段タイプ、2段タイプ、3段タイプ…と高さを選べ、さらにユニットの組み合わせも自由に選べるのが特徴です。筆者は3段5トレイタイプを購入しました。3段タイプの天板の高さは腰の位置くらいで、立ち仕事の多い美容室では3段、4段タイプがよく使われていますね。

ボビーワゴンは文房具用のインナートレイやコルク天板など、オプションパーツも展開されています。ワークデスクの高さがマッチすれば、ボビーワゴンを袖机にしても使いやすいかも。

ボビーワゴンは使う場所や用途、ユニットの組み合わせは自由で、機能美が優れた収納ワゴンです。MoMA(ニューヨーク近代美術館)にも選定されたプロダクトでもあるんです。デザインから50年経った現在でも世界中で使われている名作家具です。

可愛くておしゃれなデザインだから、インテリアとしても楽しめるデザイン家具です。カラー展開もあるので、インテリアのワンポイントにもなります。

ボビーワゴンのスペック

全タイプ共通で幅は43cm、奥行きは42cmです。2段、3段と段数によって高さだけ変わります。

画像引用:ボビーワゴン公式サイト

4段タイプは高さ94.5cm

収納力が欲しい人や立ち仕事が多い人におすすめのタイプです。工具収納としてガレージでの利用や、美容室でもよく使われていますね。

3段タイプは高さ74cm

天板の高さは腰の位置なので作業台としても使えるし、最上段の引き出しは腰を屈めずに使えます。袖机として利用する場合は、椅子に座ったまま引き出しの開閉ができます。立ち座りどちらのポジションでも使いやすい絶妙な高さ設計です。

袖机として利用を検討している場合は、デスク天板の高さに注意です。JIS規格が定めた一般的なデスクの高さは72cmですが、ボビーワゴンの3段タイプは高さ74cmです。袖机利用の場合は事前にデスクの高さチェックしましょう。

3段タイプのボビーワゴンは本当に使い勝手が良くて、食器やコービーグッズなどキッチン収納として使ったり、マガジンや文房具などリビング・ダイニング収納や補助テーブルとして使ったり、用途は自由です。筆者は模様替えの度に色々試していて、現在はカメラ用品や文房具、観葉植物を収納して楽しんでいます。

2段タイプは高さ52.5cm

2段タイプはソファやベッドのサイドテーブルとしてちょうど良い高さです。天板にノートパソコンを置いてソファで寛ぎながら仕事をしたり、ベッドサイドで時計やスマホ置きとして利用したり、生活雑貨の収納にしたり。

2段タイプは目線の高さの視界を遮らないため、部屋を広く見せる効果もあります。ロータイプのソファや床で過ごすロースタイルの部屋づくりをしている人にはおすすめのタイプです。赤や黄色など色のついたボビーワゴンを置くと、インテリアのワンポイントになって良いかも。

1段タイプは高さ31.5cm

キッズ用テーブルやマガジンラック、テレビ台・タブレット台として使用できるサイズ感です。ユニット数が1つなので、どのユニットを組み込むか悩みどころかも。畳や床に座った状態だと使いやすい高さですが、1段タイプはある程度限定された用途に絞られそうです。

全タイプで共通の仕様

段数タイプに関係なく共通している収納部として、サイドポケットとフレキシブルボックスがあります。サイドポケットは本や大きめの文房具を入れたり利便性の高い収納力を発揮し、フレキシブルボックスは棚板を取り外せるので長物収納としても使えます。

キャスターは5個も付いているから、ボビーワゴンの移動がスムーズで床を傷つけないポリプロピレン製で作られています。安物のキャスターはすぐに滑りが悪くなったり壊れたりするけれど、ボビーワゴンのキャスターは頑丈でしっかりしています。

ボビーワゴンは簡単に分解やユニット入れ替えができる

ボビーワゴンをハードに使っていると、天板のネジ部分がゆるんでくることがあります。ネジ部は3箇所あり、写真の通り特殊なネジ穴なので、プライヤーのようなものでネジを掴んで締めましょう。

ボビーワゴンは誰でも簡単に分解できるので、ユニットの上下入れ替えも簡単です。例えば、3トレイユニットと2トレイユニットの上下入れ替えや、他のユニットに付け替えることもできます。

簡単に分解できても、段数タイプは構造上、変更することはできないようです3段から2段タイプに変更して使うことはできませんでした。ボビーワゴンは3つのポールで支えて直立しているのですが、何段タイプかによってポールの高さは決まっているようです。

ボビーワゴンは2段〜4段タイプが人気で、購入時に悩む方も多いと思いますが、最初に決めた段数(高さ)は変更できないようですので、利用シーンを想定してから何段タイプを購入するか決めましょう。

ボビーワゴンは使いにくい?どこでも使えるのがボビーワゴン

あまり大きな物は収納できないけれども、文具や調理器具、食器、工具、小さくて量や種類が多い物の収納に適しているのがホビーワゴン。

さて、みなさんはボビーワゴンをどこで使いますか?袖机として、キッチン収納として、シャワールームで、ガレージで…、etc。どの場所で使っても正解です。ボビーワゴンは水や油汚れにも強い素材なので、使い手の用途に合わせて利用シーンを選べるがボビーワゴンの特徴。

可愛くておしゃれな佇まいのボビーワゴンはインテリアとしても素敵だし、まさに完成された機能美。

ボビーワゴンは人気プロダクトゆえに偽物やよく似た商品が多いため、非正規品(並行運輸品など)には注意しましょう。見た目がそっくりで安いからといって偽物製品を手にすると、キャスターの滑りが悪かったり、引き出しのワッシャー部が貧弱ですぐ壊れたり、品質保証の面からも偽物はおすすめできないです。往々にして良いことないですから…。

ボビーワゴンの購入はB-LINE社(メトロクロス)など正規代理店や信頼のおける家具・雑貨店での購入をおすすめします。B-LINE社は2年保証やアフターサービスが付いています。正規品の参考価格としては1段タイプで40,000円台〜、3段タイプは60,000円台〜です。それより安いものは偽物の疑いがあります。購入時は「正規品」という記載と、価格をチェックして判別しましょう。

あらゆるシーンで使い勝手が良く、可愛くておしゃれなデザインのボビーワゴンは最高の収納ワゴンです。

まとめ

使い方はあなた次第!
名作収納ボックス、ボビーワゴンで
インテリアを楽しもう

●収納家具の万能選手 ●デザインと機能が完璧 ●見た目も可愛いのでインテリアとしても楽しめる ●水や油汚れにも強い ●正規品を購入すべし




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WRITER: tuna

観葉植物とカメラと釣りが好きな中年サラリーマン。ガジェットやインテリアは、レトロ&ハイテクが融合したデザインのモノが好き。

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