
釣り・アウトドア

2025.10.04
リールに付けるフックキーパーで
渓流魚とルアーの映え写真を!
リールメンテナンスには
KAKEDZUKAのネジが便利
ブランド | ジーニアスプロジェクト KAKEDZUKA DESIGN WORKS |
---|---|
商品名 | BHKフックキーパー(ジーニアスプロジェクト) チタン64スクリュー(KAKEDZUKA) |
価格帯 | BHKフックキーパー:400円〜 チタン64スクリュー:3,000円台 |
CONTENTS
目次
魚・ルアー・リール・ロッドをまとめて撮影したい
渓流魚は美しい
渓流魚は宝石のように綺麗。お気に入りのルアーで釣れたら気分は最高。愛用のロッドやリールもまとめて一枚の写真に収めたい。
筆者は特にアメマスが好き。少しとぼけたようなキュートな表情のくせに、獰猛にルアーに襲いかかってくるギャップに胸キュン。ネットイン後も暴れまくるパワー。写真を撮りたいから横になって欲しいけれど、イワナ系は横になってくれない。蛇のようにクネクネ動き、隙あらば逃げ出そうとするしたたかさ。だからサッと撮影して早くリリースしてあげたい。

とぼけたような表情でキュート


イワナって陸にあげると蛇のようにスルスルと地上を歩く。同じクネクネ系でも蛇は触れないけど、渓流魚は触れるから不思議。
釣り用の何かいい感じの映えアイテムはないか探していたら、ジーニアスプロジェクトのBHKフックキーパーを見つけました。愛用のカルコンBFSにも付けられるフックキーパーということで、これはアイデア商品!と思って即ポチ。
その後、リールのメンテナンスに便利そうなKAKEDZUKA DESIGN WORKS(カケヅカデザインワークス)チタン64スクリューも見つけたので、こちらも購入。
ジーニアスプロジェクト BHKフックキーパーは、渓流釣果写真の映え効果。
KAKEDZUKA DESIGN WORKS チタン64スクリューは、メンテナンス性。
どちらをメインで付けるか悩ましい。
ジーニアスプロジェクト フックキーパーで映え写真を
ベイトリールのネジと共締めするフックキーパー
まずはジーニアスプロジェクトのBHKフックキーパーからレビュー。BHK(ベイトフックキーパー)は数種類あるのですが、フックの向きが異なる2種類のフックキーパー(UDとノーマル)を購入しました。ひとつ650円でした。

オレンジがUD(アップダウン)/黒はノーマル
ルアーをフックキーパーに付ければ、竿を持ったままの移動も安全ということで、釣行中の利便性UPも期待。ロッドに後付けするタイプのフックキーパーは色々ありますが、リールに取り付けるタイプははじめて知りました。
小型ネジ用ドライバーが便利
リールの分解は、下の写真のような小ネジ対応のドライバーがあると作業が楽です。リールのネジはとても小さいので、なくさないように

取り付けは簡単。カルコンBFSならハンドル側のボディの好きな箇所のネジを外し、BHKフックキーパーの穴にネジを通して共締めします。

小ネジ対応の工具はリールのメンテナンスでも便利

フックキーパーもとても小さいので、なくさないよう注意を
フックキーパーを取り付ける場所を決める
渓流で転んでばかりなので愛用のカルコンは傷だらけ…。恥ずかしくて見せたくないですが、説明のため仕方がない。
ネジはマイナスドライバーで開けます。ドライバーの先が滑りやすいのでリールを傷つけたくない人は慎重に作業を行なってください。筆者のカルコンはすでに傷だらけなのであまり気にしていないですが、手元が狂うとドライバーの先端がリール本体にグサっと刺さり、リールを傷つけます。

この部分にフックキーパーを取り付けることにしました
BHKフックキーパーUDにミノーを掛けてみた
UDタイプ(アップダウン)のフックキーパーを取り付けました。UDはネジ穴に対し、フックが上下に開いているタイプです。

UDフックキーパーとルアーフックの向きは上下左右が逆になりますが、斜め上からの画角で撮影する場合は、都合良くミノーも斜め上を向いてくれました。

大きなルアーはサカナに見立ててます
UDタイプにした理由はもう一つあります。左右開きのノーマルタイプだと、バックラしたときに糸絡みや引っ掛かりの要因になりそうと思ったからです。カルコンBFSには上下開きのUDタイプの方が、収まりがよかったです。
BHKフックキーパーUDにスプーンを掛けてみた
スプーンの向きは残念なことになりました…。スプーンは素直にノーマルタイプのフックキーパーを使った方が良いかもしれません。ミノーもスプーンも針は縦向きに付いているので、本来は左右開きのノーマルの方が撮影には適していると思います。

スプーンの背の部分のデザインが見えない
しかし左右開きのノーマルだとフックの突起がどうしても気になったので、筆者はこのままUDタイプを使うことにしました。
ジーニアスプロジェクト BHKフックキーパーの種類
BHKフックキーパーは3種類ラインナップされています。
- ノーマル:フックの向きが左右に開いている
- UD:フックの向きが上下に開いている
- タイプR:フックの向きは上下。フック部の先端が閉じているタイプ

パッケージデザイン。左がUD、右がノーマル。

左がUD、右がノーマル。フックの開き方に違いがあります。
SHK(スピニング)用のフックキーパーもあるよ!
BHK(ベイトフッキングキーパー)があるなら、スピニングはないの?と思ったらありました。ネーミングもSHK(スピニングフックキーパー)ってそのまんま。ネーミングの潔さが素敵。
SHKフックキーパーは2種類あるようです。SHKはリールのフット部にゴムリングで取り付けるため、工具は不要です。
- SHKノーマル:チタン製フックキーパー
- SHK WIRED:金属製で好みの角度に調整可能なフックキーパー

フックキーパーがネジごと、どこかへ飛んでいった!
ある日、満足サイズの渓流魚を撮っているときに気がつきました。いつの間にか、カルコンBFSのネジごとフックキーパーがなくなっている…。
ネジ留めが甘かったのか、釣行中にゆるんでいたのかわかりませんが、とにかくなくなっていました。

せっかく渓流での映え写真撮影が楽しみだったのに、これじゃあ防水性も映え効果も気持ちもだだ下がりです。ネジ穴からリール内部に水や砂が入ってしまったろうし、後日リールをバラしてオイルメンテナンスしました。
カルコンBFSに付けるには、ネジの長さが足りない!
改めてフックキーパーの締め付け具合を確認したところ、BHKフックキーパーは1mmほど厚みがあるため、23カルコンBFSへのネジの締め付け感はギリギリの状態でした。3箇所すべてのネジ穴を試しましたが、やはり長さが少し足りない感じ。ちょっとした衝撃やゆるみで取れてしまいそう。

あと1mm長いネジに付け替えるか、強度は落ちるけれどフックキーパーの厚みをヤスリで削るか考えましたが、運用面(リールのオイルメンテ)を鑑みて、KAKEDZUKAのチタンスクリューに付け替えることにしました。
どうやら、23カルコンBFSには合わなかったみたいですが、BHKフックキーパーは良いアイデア商品だと思います。知人がダイワのシルバークリーク エア TW ストリームカスタムにBHKフックキーパーをつけていますが、問題なさそうです。他のベイトリールはネジの長さ、ネジ穴の深さによって相性はあるかもしれません。安いアイテムだし、試してみる価値はあります。
KAKEDZUKA チタンスクリューはリールメンテナンスが捗る
頑丈なチタン製・ネジの駆動部は六角
>KAKEDZUKAチタンスクリューは、ネジの頭(駆動部)が六角タイプのチタン製のネジです。

下の写真をご覧ください。ネジをしっかりキャッチしています。これが六角ネジのメリットです。プラスやマイナスドライバーでありがちな、ネジがなめったり、ドライバーがずれたりもしません。

駆動部が六角のためネジをしっかりキャッチ

23カルコンBFSの雌ネジの長さに合わせたネジ部
KAKEDZUKA チタンスクリューのネジ部は、純正ネジと比べて短いです。純正ネジは頭部の下からネジネジになっているのに対し、KAKEDZUKAネジの上部はつるんとしてます。カルコンBFSボディの雌ネジの長さに合わせてるんだと思います。完成度が高いです。
六角だから締め付けもしっかりできるし、たかがネジ。されどネジ。価格も3個入りで3,000円台。高級ネジです。

対象リール
KAKEDZUKA DESIGN WORKS チタン64スクリューの対象リールはこちらです。
- 21 カルカッタコンクエスト 100/101
- 21 カルカッタコンクエスト 200/201
- 23 カルカッタコンクエスト BFS
対象機種は少なく、専用ネジといったところですね。高級な価格帯も少しは納得できます。
リールを自分でメンテナンスする人向けの高級ネジ
毎週釣りをする筆者は、月一か隔週頻度でリールのオイルメンテナンスをしています。オイルメンテすると、巻き心地やキャスティングの飛距離に影響します。リールの分解は少々怖いですが、興味ある人はオイルメンテをチャレンジしてみて。
ベイトリールはカルコンBFSしか持っていないですが、スピニングリールよりも構造がシンプルで、分解・オイルメンテが楽だと思いました。(他のベイトリールはわからないけれど)

カルコンBFSはネジはこの3箇所
以前なくしてしまった純正ネジの替わりに、KAKEDZUKAネジに付け替えて思うことは、KAKEDZUKAスクリューにして良かった!と。ネジの開け閉めが確実でとても楽です。リールのカスタムやメンテナンスする人にはおすすめのネジです。
ちなみにKAKEDZUKAチタンスクリューに、BHKフックキーパーを合わせて使おうとしましたが、やっぱりフックキーパーの厚みの分、ネジの長さが足りませんでした、残念。
カルコンBFSの簡単なオイルメンテナンス
カルコンBFSの簡易的なオイルメンテ
ついでに、簡易的にできるオイルメンテナンスを紹介します。このオイルメンテは1〜2釣行毎に行なっています。ボディを開けずできるため簡単です。
使うオイルはシマノ純正オイルとグリス。写真右側の青帯のスプレー缶がオイル、赤帯はグリスです。左の小さなボトルはIOS-01という高級オイルです。確かこの量で1,600円くらいしました。シマノ製はオイルとグリス合わせて1,500円以下だったと思います。
オイルはベアリング部に、グリスはギア部に塗布します。

オイルメンテナンスをする前に、ウエスやティッシュペーパー、綿棒、筆ブラシを用意します。余計なオイルを拭き取ったり、細部に塗布したり、リールについたゴミを除去するために使います。
まずはオイルをティッシュにひと吹きして、ハンドルノブの付け根にオイルを1〜2滴垂らします。塗布し過ぎも良くないため、本当に少量でOKです。

ハンドルノブのベアリングには青帯のオイルスプレー

まずはティッシュにひと吹き。ひと雫分のオイルをつくる。

ハンドルノブにオイルを1〜2滴、垂らします。
オイルを垂らしたら、ハンドルノブをクルクルと回転させ、オイルを馴染ませます。これでハンドルノブはOK。
次にレベルワインダーのパイプシャフトにもオイルを1滴さします。ただ、ここは回転機構ではないため、やらなくても良いかも。金属が触れ合う箇所なので、一応付けてるという程度です。

リールを裏っ返して、今度はレベルワインダーのシャフトにグリスを塗ります。ここはギア構造なのでグリスを使います。グリスは筆ブラシなどで薄く塗布します。メイクブラシが使いやすいと思います。

ギア部には赤帯のグリスを使用

筆ブラシを使ってグリスを馴染ませます

最後にボディのフタを開け、スプールとボディ内のベアリングにも数滴ずつオイルをさします。筆者はスプールシャフトの先端部にも一滴オイルを塗布しています。少しでも回転が良くなるかな?と思って、気持ちの問題です。



ベアリング部とシャフトの先端にもオイルを

以上でオイルメンテは完了です。簡単なのでおすすめのメンテナンスです。
リールの内部もオイルメンテナンス
リール内部のギアの洗浄やグリスアップのやり方はこちらの記事でも紹介しています。合わせて参照ください。
まとめ
ジーニアスプロジェクト
フックキーパーはアイデア商品!
(カルコンBFSには合わないかも)
KAKEDZUKAネジは良品!
⚫︎魚の映え写真撮影はBHK/SKHフックキーパーが使える! ⚫︎KAKEDZUKAチタンスクリューはリールのメンテナンスに便利 ⚫︎渓流魚はキャッチ&リリース! ⚫︎イワナの表情はかわいい




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WRITER: tuna
観葉植物とカメラと釣りが好きな中年サラリーマン。ガジェットやインテリアは、レトロ&ハイテクが融合したデザインのモノが好き。
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