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釣り・アウトドア

2023.07.07

ボガグリップ 15lb インプレ
品質・耐久性、まさに一生モノ

ブランド エスタボガタックル
商品名 ボガグリップ(BOGAGRIP)
モデル 15lb(ポンド)モデル
重量 285g
全長 230mm
計測範囲 15lb/約6.8kg
同梱物 取扱説明書
価格帯 10,000円台

CONTENTS

目次

ボガグリップ(BOGAGRIP)の特徴

魚をやさしくホールドし、安定したグリップ力と耐久性を誇るフィッシュグリップ「ボガグリップ(BOGAGRIP)」。この記事では筆者が使っているボガグリップ 15lbのインプレと共にスペックや特徴を紹介します。

  •  サビに強くて頑丈なフィッシュグリップ
  •  耐久性と、しっかりとしたグリップ力
  •  回転式グリップは魚にも手首にもやさしい
  •  正確な計測機能
  •  一生モノのクオリティ

サビない、頑丈、適度なサイズ感

ボガグリップはとにかくサビに強くて頑丈です。値段は少し高いけれど、釣具屋でよく売っている安いフィッシュグリップとは比べ物にならない品質の高さです。

これまで様々なフィッシュグリップを使用してきましたが、大体はすぐに錆びたり壊れたり散財を繰り返してきました。ボガグリップは釣行後も洗わずに車に放置していても不思議と全然錆びないんですよね。魚の口に入れるクリップ部や可動域の動きも悪くならないし、驚異的な錆への強さと頑丈さです。中途半端な価格帯のフィッシュグリップを買わずに、最初からボガグリップ(BOGAGRIP)にしておけば散財せずに済みました。

ボガグリップはシンプルな構造だからメンテナンスも簡単。釣行後に真水でサッと洗う程度です。筆者がボガグリップを選んだ理由は一生モノといわれるレビューや耐久性、コンパクトさ(15lb)です。重量に関しては15lbモデルでもけっこう重たいですが、その分頑丈です。

15lbモデルのサイズ・重量

ボガグリップ15lbモデルの全長

15lbモデルの全長は230mm、グリップ長90mm、マウスクリッパー部分を広げた幅は25mmくらいです。全長がコンパクトなので手の収まりや収納性も良く、バッグやライフジャケット、フィッシュベルトに付けても、それほど邪魔にならないサイズ感です。このコンパクトさがボガグリップ15lbのメリットです。

ボガグリップ15lbモデルの重量

15lbモデルの重量は280g。全長は短めだけど重量は結構あります。250mlの細長い缶ジュースくらいの重さです。金属製品なので体にあたると痛いし、車や他の釣具にぶつけると大変です。そのためフィッシュグリップホルダーも購入しておくことをお勧めます。

ボガグリップは15lbモデル以外にも、30lb、30lbスペシャル、60lbと計4種類のラインナップがあります。陸っぱり釣行や小型〜中型魚狙いのライトゲームやランガンスタイルで釣りをする人は15lbがおすすめ。沖磯シーンや大物狙いはオールマイティーな30lb、60lbモデルなら間違いないでしょう。各モデルのスペックや計測範囲は後述します。

陸っぱり釣行が多い人は、ダイワの陸っぱり最強シューズとボトムスはグラミチのNNパンツもおすすめです。ダイワのシューズは防水性もありタウンユースできるデザインが素晴らしい。NNパンツは動きやすさと機能性を備えた素敵なアウトドアパンツ。陸っぱりの釣りやキャンプやBBQなどアウトドアはもちろん、タウンユースでも着れちゃうファッション性と便利さがDS-2300MとNNパンツにはあります。


ステンレス素材の耐久性

ボガグリップ 15lbの耐久性についてインプレします。

ボガグリップはMADE IN USAでオールステンレス製だからサビに強く耐久性があります。特に沖磯での海釣りではとても心強いです。直感的に操作しやすく普遍的なデザインは、偽物も多く出回っているので購入時に注意しましょう。「エスタボガタックル社のボガグリップ」が本物のボガグリップです。本物と偽物は素材でわかります。本物はステンレス製で重量もあるから、重さを比べると分かりやすいです。

フィッシュグリップは様々なメーカーから販売されていますが、デザインが奇抜でカッコ良すぎたり、サイズが大き過ぎたり、おじさんが持つにゃちょっと恥ずかしい…と感じ、筆者はボガグリップにしました。シンプルで無骨なデザインが気に入ってます。

筆者は陸っぱりから磯釣りまで、かれこれ3年以上使用してますがサビや壊れる気配は今のところまったくないです。沖磯釣行後もライジャケごと車の中に忘れてボガグリップを洗わないことがありますが、クリップ可動域の動きはスムーズだし、サビもほとんどないです。最強のフィッシュグリップはボガグリップで間違いないでしょう。

ラインナップと正確な計測機能(15lb、30lb、60lb)

ボガグリップは4種類のラインナップ

ボガグリップのサイズは、ターゲットの魚の大きさや計測範囲に合わせて選びましょう。陸っぱりアングラーならボガグリップ 15lbで十分だと思います。船釣りや沖磯メインならオールマイティな30lbは欲しいところ。ただ、30lbだと500mlのペットボトルを持ち歩く重さなので、重量の負担は感じるかもしれません。ボガグリップを持ち歩かずに釣具箱に入れて使用する人や、重たくても体力は全然平気という人は、汎用性の高い30lbの方が良いと思います。魚種ターゲットがGTやヒラマサ、マグロまで行くなら、60lbモデル一択ですね。30lbスペシャルは、ボディは30lbパーツ、マウスクリッパーは60lbパーツといった組み合わせのスペシャルモデルです。

モデル 60lb 30lbスペシャル 30lb 15lb
全長 375mm 275mm 265mm 230mm
重量 730g 470g 460g 280g
計測範囲 60lb/約27kg 30lb/約13.5kg 30lb/約13.5kg 15lb/約6.75kg

高精度な計測

ボガグリップには精度の高いスケールツールも備わっており、その正確性はI.G.F.A(国際ゲームフィッシュ協会)にも記録申請可能です。表記はlb(ポンド)で分かりづらいですが、1lb=約453gなので、ざっくりと2lbで大体1kgくらいって覚えておけばいいかも。魚の重さをその場でサッと測れるのは利便性ありますね。自己記録を狙ってる時はモチベーションアップにもなりそう。

360°回転式グリップで魚にやさしく、落とさない

ボガグリップの特徴でもある360°回転式グリップ。魚が暴れてもスムーズに回転し、魚の動きに追従するから魚のアゴを傷つけにくいし、一度キャッチすれば魚を落さない安定感があります。

この回転構造は本当に秀逸。固定式のフィッシュグリップだと、大きな魚が暴れたとき、手首を返されて傷めることもあります。ボガグリップなら回転構造のおかげでアングラーの手首にも魚にもやさしい作りです。腕力のない人でも安心して魚をホールドできます。

メリット・デメリット(ボガグリップの重さ対策)

フィッシュグリップとして完成度が高くて欠点なしのボガグリップですが、一応デメリットもあります。ボガグリップ15lbのメリット・デメリットをインプレします。

メリット

  •  回転式グリップは魚と手首を傷めない
  •  ボガグリップは想像以上にサビに強い。
  •  MADE IN USA。品質と耐久性は折り紙付き
  •  計測ツールはI.G.F.A(国際ゲームフィッシュ協会)にも記録申請可
  •  マウスクリッパーを開閉したときにカチンと鳴る音がイイ!

デメリット

  •  価格が高め
  •  一番コンパクトな15lbでも重たい
  •  デザインが古い(良く言うと普遍的)

個人的に気に入っている3つのGoodポイント

1つ目は、指でグリップする部分が平行に真っ直ぐなデザインになっているデザインです。そのおかげで、ボガグリップを磯場の斜面に置いたときにもコロコロ転がったりしません。この部分が丸かったりすると、岩場に置いたときに転げ落ちてしまうんです。ボガグリップの真っ直ぐなデザインは、実際の釣場で使いやすいと感心したポイントの一つです。

2つ目はグリップデザイン。グリップ部の適度なザラつきが、濡れた手やグローブでも滑りにくくグリップ力が強力。実際に握ると分かるのですが、手のひらがしっかり固定され、マウスクリッパーを指2本でも1本でも開閉しやすいんです。このグリップ素材なら雨の日の使用も安心。ちなみにマウスクリッパーの開閉時にカチンと音が鳴るので、開閉が分かりやすいのも気に入っているポイントです。欧米製品って車でも家電でもON/OFF時のカッチリ感がありますよね。このカッチリ感が好きです。

3つ目は、マウスクリッパー先端部の絶妙な丸み。釣った魚は全て食べる訳ではなくリリースする場合もあると思いますが、この丸みのあるマウスクリッパーは魚を傷めず、かといってクリッパーから魚が外れてしまうこともない、絶妙な設計なんです。以前使っていた安物フィッシュグリップは、先端が細く鋭利な部分もあり、魚をキャッチした際にアゴを貫通させてしまい、申し訳ない気持ちになることもありました。ボガグリップの設計は隅々に至るまで、魚にもやさしい絶妙な設計です。魚へのやさしさとグリップ力を両立した設計は秀逸。

ボガグリップ15lbのデメリット「重さ」をどうするか?

ボガグリップは15lbモデルでも280gとけっこう重たい。ウエストベルトやショルダーバッグに掛けて使うと重さを感じ、体の動きにも支障が出てくる。それで考えたのが、フィッシュグリップホルダーを購入してライフジャケットの腰紐に付けること。

ライジャケごと両肩とボディで背負えばボガグリップの重さも軽減。ボガグリップをライジャケのD管に直接付けても良かったんだけど、どこに付けてもプラプラしちゃって邪魔に感じるシーンもありました。フィッシュグリップホルダーでボガグリップを体にピッタリ這わせることで、重量負担と動きやすさと快適性を確保できました。今のところ筆者の釣りスタイルにはこれが最適解。ライフジャケットの種類にもよりますが、とにかく体にピッタリ装着することでボガグリップの重さというデメリットの対策になります。

体にピッタリ装着することで重さの軽減と体の動きやすさを確保

ライフジャケットの腰回りの調節ベルトにフィッシュグリップホルダーを装着

フィッシュグリップホルダーは何でも良いのですが、ボガグリップのくちばしを引っ掛けるD管がプラプラしないものが良いと思います。できれば固定されたD管になってるホルダーが望ましい。ボガグリップは重たいので少しの揺れでも体への影響(重量負担)を感じます。また、ボガグリップを何かモノにぶつけたり、体にぶつけてケガする可能性もあるので、少しでもプラプラしない遊びがない仕様のホルダーが安心安全だと思います。

筆者が購入したアングラーズデザインのフィッシュグリップホルダーはD管箇所が固定され、開閉部のベルトも太めだから手袋をしていても使いやすいです。しかしこの商品はもう市場では売ってないみたいなんですよね。唯一、ヤフーショッピングで売ってました。リンクを貼っておきます。代替品としてはブルーストームのホルダーはD管部にカバーがあるため、あまりプラプラせず体への負担も少なそう。こちらの商品も良いかもしれません。


まとめ

ボガグリップ 15lb インプレ
錆びない。頑丈。魚にもやさしい設計。

●シンプルで普遍的なデザイン ●ボガグリップのステンレス素材はサビに超強い ●360°回転式グリップが魚と手首にやさしい ●重量計測ツールは正確 ●ターゲットに合わせた4種類のラインナップ ●偽物に注意




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WRITER: tuna

観葉植物とカメラと釣りが好きな中年サラリーマン。ガジェットやインテリアは、レトロ&ハイテクが融合したデザインのモノが好き。

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