パソコン・周辺機器
2024.09.24
SOUNDPEATS Air3
Deluxe HSレビュー
ブランド | SOUNDPEATS(サウンドピーツ) |
---|---|
商品名 | AIR3 DELUXE HS |
カラー | ブラック/ホワイト |
重量 | 片耳4g。ケース含め36.3g |
サイズ | 6 x 2.3 x 4.8 cm |
ワット数 | 10W |
充電タイプ | USB Type-C ケーブル |
連続使用時間 | 20時間 |
形状 | インナーイヤー型 |
接続方式 | bluetooth ワイヤレス |
対応機種 | Android、iPhone、iPod、iPad、Mac、Windows、各種ウォークマン |
付属品 | SOUNDPEATS Air3 Deluxe HS Bluetoothイヤホン本体, 充電ケース, 日本語取扱説明書, USB充電ケーブル |
価格帯 | 7,000円台〜 |
CONTENTS
目次
会議用に買ったら音質が良くて音楽鑑賞でも良かった
値段の割に音がすごくイイ
オンライン会議用にワイヤレスイヤホンを探してて、amazonセール中に購入。zoomやmeetでの会議でのマイク性能は問題なく、相手も声もクリアに聞こえる。インナーイヤー型だから、周囲の音も聞きやすいし、軽量だから装着感も快適。デザインも高級感があるし、所有欲を満たしてくれる。
ある日、音楽も聴いてみたら想像以上に音質が良かった!14.2mmダイナミックドライバー搭載で、パワフルな音質。SOUNDPEATS Air3 Deluxe HSの大口径14.2mmダイナミックドライバー搭載。1万円以下のワイヤレス音質とは思えないクオリティ。
一番の売りは、世界初の「ハイレゾワイヤレス認定」 インナーイヤー型完全ワイヤレスイヤホンと銘打ってる通り、ワイヤレスイヤホンでありながらハイレゾ対応というポテンシャル。ハイレゾを楽しむには、LDAC対応のAdondroidスマホやオーディオ環境が必要になります。残念ながらiPhoneは対応していない…。
ハイレゾ環境がなくても、大口径14.2mmダイナミックドライバーの恩恵で音楽鑑賞は十分に楽しめる音質であることは間違いないです。世界初の技術搭載、Bluetooth接続、インナーイヤー型、優秀なノイズキャンセル、大口径14.2mmダイナミックドライバー、デザインもいい。これほんと7,000円台でいいの!?というコスパ最強の機種です。
SOUNDPEATS Air3 Deluxe HSのスペック
● インナーイヤー型のワイヤレスイヤホン
● Bluetooth Ver5.3接続
● ENC通話ノイズキャンセリング機能(優秀なノイキャン)
● ハイレゾ音質(LDAC対応の環境が必要。Androidスマホなど)
● 14.2mmダイナミックドライバー搭載(解放感と臨場感)
● USB Type-C充電(Qiは非対応)、連続再生は5時間
● ゲームモード搭載(超低遅延)
インナーイヤー型のワイヤレスイヤホン
Air3 Deluxe HSは、片耳約4gで超軽量。インナーイヤー型だからといって耳から落ちることはなく、フィット感も抜群。イヤホンをつけている違和感が全くなく、軽快な装着感。
個人的にはカナル型イヤホンが苦手。耳に異物を押し込まれているような感覚が違和感でしかない。カナル型が苦手な人は、インナーイヤー型のワイヤレスイヤホンがおすすめ。
充電ケース+イヤホンの重量は約36.3g。充電ケースも軽量。筆者はブラックを購入したが、高級感もなかなかです。
Bluetooth Ver5.3搭載
iPhoneでもAndroidでも。WindowsでもMacでも。Bluetoothで簡単接続。Bluetooth Ver5.3の接続範囲は、最大約10mといわれてます。
ENC通話ノイズキャンセリング(優秀なノイキャン)
SOUNDPEATS Air3 Deluxe HSは、通常の2倍、計4基のマイクを搭載。
画像引用:SOUNDPEATS公式サイト
体感としては、meet会議中に背景音がうるさいなどの文句を言われたことはありませんね。テレワーク中に近所の道路工事やトラックの騒音など、気になることはありましたが、そういった背景ノイズはキレイにカットしてくれてるようです。
ただ、人の声には敏感なのか、オフィスで向かいの席で別のオンライン会議をしている人がいた時は、席を離れて欲しいと指摘されたことはあります。ある意味、高感度というか優秀な証拠でしょう。
ハイレゾ音質(LDAC対応の環境が必要。Androidスマホなど)
世界初のHi-Res Audio認証のワイヤレスイヤホンです。ハイレゾ音質を楽しむには、LDAC対応の環境が必要です。筆者の古いmacbookはLDAC非対応なので、ハイレゾを楽しめない…。最新のAndroidスマホや別途アプリやアンプを用意すれば、ハイレゾを楽しめます。
パッケージにはHi-Resの証明ロゴがプリント
高音質コーデックLDACは、原音に近い音質で音楽体験できるようです。ボーカルが明瞭に聞こえ、繊細なニュアンスの楽器の音、臨場感など、ハイレゾ音質はまるで別世界だとか。聴いてみたい…。
14.2mmダイナミックドライバー搭載(解放感と臨場感)
伸びやかで艶のある高域、迫力と臨場感のある重低音域、バランスが非常に良い機種です。環境によりハイレゾを楽しめなくても、正直このダイナミックドライバーの音質だけでも十分に満足できます。自然な心地いいサウンドが売りのよう。
画像引用:SOUNDPEATS公式サイト
USB Type-C充電(Qiは非対応)、連続再生は5時間
充電はUSB Type-Cのケーブルでの接続が必要です。Qiは非対応。うーん。この点だけ残念ですが、1万円以下のコスパを考えると妥協できます。連続再生時間はイヤホン本体だけで5時間。ケース併用で20時間。USB TypeC充電で、充電時間は約1時間。なかなかのパフォーマンス。再生可能時間は目安です。音量や再生する使用環境によって異なります。
画像引用:SOUNDPEATS公式サイト
ゲームモード搭載(超低遅延)
ゲームに最適なゲームモードを搭載しているものユニークなポイント。Bluetooth接続ながら、0.06sの超低遅延を実現。左側のイヤホンを3回タッチするとゲームモードに切り替わります。ゲームへの没入感を味わえるでしょう。
画像引用:SOUNDPEATS公式サイト
ハイレゾを楽しむには環境作りが必要
基本的な音声データのコーデックはこの4つ。SOUNDPEATS Air3 Deluxe HSの対応コーデックは、AAC/SBC/LDACの3つです。
規格 | 種類 | 内容 |
---|---|---|
LDAC | Bluetooth対応の ハイレゾ相当のコーデック |
ソニーが開発した 独自コーデック |
aptX™ | 現在主流のコーデック | SBC,AACよりも音質が良い と言われている |
AAC | 現在主流のコーデック | Apple製品で 採用されている規格 |
SBC | Bluetoothの標準コーデック | 全てのBluetoothオーディオに 対応している |
サブスクやオンラインで楽しむ音声データは、データ量を少なくするため、音声データを圧縮して配信しています。圧縮といっても人間の耳に聞こえない範囲や聞こえなくても帯域をカットしています。
ところが最近は、ロスレス配信(圧縮による損失なし)をしている音楽サービスが増えてきました。そこでLDACなどのハイレゾ音質が注目されています。
SOUNDPEATS Air3 Deluxe HSは、LDACに対応しているため、そのハイレゾ高音質を楽しむには、DACドングル(USB-DAC)やアンプが必要となります。Air3 Deluxe HSはBluetoothでハイレゾを楽しめる機種なので、Bluetooth対応のものを選びましょう。ネックなのは、Bluetoothレシーバー機能付きのアンプは高価なんですよね…。
aptX LL/adaptive/HD、LDACに対応したBluetoothレシーバー搭載のアンプ。
SOUNDPEATS Air3 Deluxe HSを気に入ってる点
最後に、SOUNDPEATS Air3 Deluxe HSの気に入ってる点をピックアップ。
軽い!空気のような装着感
このフィット感と装着感が一番気に入っています。本当に空気のような着け心地! SOUNDPEATS Air3 Deluxe HSは片耳4g!着けていることを忘れてしまう軽さ。
個人的にはカナル型のイヤホンがとても嫌で、あの着け心地は違和感しかない。音漏れ軽減や没入感は分かるのですが、やっぱり苦手。筆者と同じ感覚を抱いている人は、絶対にインナーイヤー型をおすすめします。
高級感のあるデザイン
ブラックを購入しましたが、高級感があります。ケースはピアノのようにテカテカしたブラックで、イヤホンは少しマットな質感。
イヤホンのロゴの入った部分のゴールドは、トーンを落とした色合いで大人感があります。これがギラギラしたゴールドだったら下品な印象になってしまったかも。ブラックとゴールドの彩度、輝度感がちょうど良いバランスで質感を高めています。
1万円以下の音質とは思えない音質
最後に触れるべきは、やはり音質。正直いって素晴らしい音質。14.2mmダイナミックドライバーの恩恵で、音楽鑑賞も十分に楽しめるでしょう。伸びやかで艶のある高域が売りのようです。
大口径14.2mmダイナミックドライバーを搭載しました。振幅が大きい低域から中域を忠実にトレースしつつ、伸びやかで艶のある高域を再現。全帯域にわたりバランスよく再生します。 情報量の多いハイレゾ音源も余裕で再生できるLDACコーデックをサポート。軽い装着感のインナーイヤーデザインの採用もあり、開放感がありつつも臨場感を備えた自然なサウンドが再現されます。息をのむほど鮮やかでアーティストの鼓動が伝わるようにリアルな音像が、眼前に拡がります。
Meetやzoomのオンライン会議用に購入したけれども、音質もここまで素晴らしいものだったとは驚きでした。環境的にハイレゾ音質を味わえなくても、この14.2mmダイナミックドライバーの音質だけでも十分に満足できます。
まとめ
想像以上に音質が良かった!
空気のような装着感で快適。
即ち、買い。
●コスパの良いワイヤレスイヤホン ●音質も満足できると思います ●快適な装着感が素晴らしい ●1万円以下で本当にいいの?というレベルの商品
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WRITER: tuna
観葉植物とカメラと釣りが好きな中年サラリーマン。ガジェットやインテリアは、レトロ&ハイテクが融合したデザインのモノが好き。
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