文具・カメラ用品
2021.11.29
おしゃれで機能的なカメラバッグ
ピークデザイン エブリデイ バックパックをレビュー
ブランド | Peak Design(ピークデザイン) |
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商品名 | エブリデイ バックパック(Everyday Backpack)30L チャコール BEDB-30-CH-2 |
サイズ | 外寸:H52-62 × W36 × D19.8cm 内寸:H50-60 × W31 × D17cm |
重量 | 2.11kg |
容量 | 30L(22-30L) |
素材 | 400Dナイロン |
同梱物 | 中仕切り × 3、ロングエクスターナルキャリーストラップ × 2、 ショートエクスターナルキャリーストラップ × 2、 スターナムストラップ × 1、キーテザー × 1 |
価格帯 | 40,000円台〜 |
CONTENTS
目次
エブリデイ バックパック 30Lはこんな人におすすめ
ピークデザイン エブリデイ バックパック(Peak Design Everyday Backpack )のおすすめ理由はこちら
- エブリデイバックパックはおしゃれで機能的なカメラバッグ
- カメラ専用バッグなら30L、普段使い兼用なら20Lがおすすめ
- 荷物の量がまだ決まっていない人は30Lが安心
- 余裕を持った容量なら30L(30Lは22-30Lで容量調整可)
- コンパクトさ重視なら20L(20Lは17-20Lで容量調整可)
この記事ではエブリデイ バックパック(Everyday Backpack )30Lのサイズ感や収納力、用途など、基本機能やおすすめポイントを紹介します。20Lと迷われている方にとっても判断材料になれば幸いです。
バックパック型のサイドアクセスは本当に便利なのか?
エブリデイ バックパックはサイドアクセスが魅力のバッグですが、ショルダーベルトの長さをワンタッチで調整出来る機構がとても便利です。
背負ってる時はベルトを締め上げバッグを体にフィットさせることで、重量の負担を軽減し、荷物を取り出す時はベルトをサッと緩めることで正面へ回しやすく、バッグと顔の位置もほどよく離れて、荷物全体が見渡しやすいです。
ショルダーベルトの付け根部分は自由に回転する機構で、これにより正面、横、どの角度からでも荷物にアクセスしやすくなっています。
30Lの大きさも気にならずバッグは回しやすく、20Lであればコンパクトだからもっと快適だろうと思います。バッグをおろさずにサッと荷物を出し入れ出来るサイドアクセスとショルダーベルトの機構は、エブリデイ バックパックで一番感動した機能です。
サイドアクセスは理にかなっており、瞬時にカメラを構える・準備するといった動作について、よく考えられて設計・製作されていると素直に感激しました。
エブリデイ バックパック 30Lの収納力とサイズ感
エブリデイ バックパック 30Lの容量は22〜30L。マグラッチ機構で4段階に容量を調整可能。ゴリラポッド 37cmと、マンフロット190go! 45cmは、マグラッチ最下部と下から2段目でバッグ内に収納出来ました。実質22Lサイズで、バッグのシルエットを崩さずに収納出来たことになります。
三脚をバッグ内に収納出来ると移動時は動きやすいし、バッグのデザイン・シルエットを崩さずに済むし、突然の雨からも三脚を守れるし、メリットしかないと思っています。(特に沖縄の雨は色々なものが錆びやすいので…)
マグラッチを下から3段目に留めると高さは48cm程、最上段の4段目だと52cm程まで余裕が出来そうでしたが、上蓋部分のサイドに隙間が生まれました。上蓋部分は傘のように広がっているので、防水性はなんとか担保出来そうですが、三脚などの長物収納でギリギリの高さを攻めようと思っている人は、慎重に検討した方が良いかもしれません。30Lのスペック上の内寸表記は、高さ50〜60cmと記載がありますが、あくまで限界まで詰め込んだ場合の参考値とみた方が良さそうです。
45cmの三脚、雲台、Mac Book Pro 16インチ、カメラ(a7C)、OM4など、小物から長物までかなり詰めてみましたが、まだまだ余裕があります。でも重量的には、私にとってはこれ以上はキツいと感じました。バッグではなく自身の体力の問題ですね…。
サイズ感の参考までに、170cm 60kgの人がエブリデイ バックパック 30Lと、インケースのシティ コンパクト バックパック 17.5Lを背負った時の比較です。どちらも16インチのMac Bookを収納出来ました。写真でみると厚みに差を感じますが、幅や高さに関しては大きな差はなさそうです。個人的には想像よりもコンパクトだと感じました。容量を22L〜30Lで調整出来るのは、シルエットや動きやすさを気にする人にとっては好都合だと思います。
基本機能について
マグラッチ機構
上蓋のマグラッチは強力なマグネットで引っ掛ける構造で、重厚感もあり不意に開いたりしません。そして4段階に容量調整可能です。
ディバイダー(中仕切り)3枚
ディバイダーという仕切り板で、バッグ内の荷室レイアウトを自在にカスタム出来ます。ディバイダー自体は丈夫な作りで、様々な形に変形出来るユニークな作りです。ディバイダーは3枚同梱されていました。
盗難防止機能
止水ジッパーは密閉性が高く、荷物をしっかりと守ります。また、バッグを閉じている時はジッパーをロックすることで、開こうとしてもすぐには開けないため、簡易的な盗難防止として役立ちます。
キーテザー(アンカーリンクス)
サイドポケットにはピークデザインの代名詞でもあるアンカーリンクスが一つ付いています。簡単に取り外しが出来るので、家や車の鍵、よく使う小物などを付けておくと便利かもしれません。
スターナムストラップ
荷物が重たい時はスターナムストラップをギュッと締め込むことで、バッグが体に密着するので負担が軽減します。徒歩での長距離の移動時は助かります。おまけにショルダーベルトはマグネット内蔵で、バッグを使わない時はベルトが背面部にピッタリくっつきます。ショルダーベルトがブラブラしないことで、バッグを使わない時もスマートなシルエットを保ち、余計な物が引っかからないように配慮された構造です。こういった気の利いた配慮もエブリデイバックパックの良さですね。
ロングエクスターナルキャリーストラップ
バッグ内に収まりきらなかった荷物を縛り付けておけるので、いざという時に役立ちます。写真は三脚とレインジャケットを縛り付けてみた例です。
サイドポケット(中面/外面)
中面はバッテリーや小物、外面は小型の三脚やドリンクを収納出来ます。外面のポケットはマチの深さがあるので、コンパクトな三脚ならスッポリ入ります。
パソコンポケット
背中面のポケットは5層になっています。小物用ポケットが3つ、タブレット用が1つ、PC用が1つ。パソコン以外にも本やパンフレットなども入れておけるし、意外と汎用性が高い収納かもしれません。30Lはノートパソコン16インチ、20Lは15インチまで収納可能です。
素材は軽く丈夫な400Dナイロン。
さらに耐久性撥水加工も。
エブリデイ バックパックの400Dナイロンは、個人的には注目ポイントだと思ってます。例えば、女性のストッキングは30-100D。キャンプ用テントや、釣り用ウェーダー、スノーボードウェアなど破れてはいけないものは50-200Dのレベル。1000D(重たい)までいくと軍隊のミリタリーバッグなどで使われています。カメラバッグとしての400Dは、軽さと丈夫さを両立したバランスの良い耐久度だと思います。
表面素材と裏地には、ピークデザイン開発のポリウレタン樹脂加工が施され、汚れや水が染み込みにくくなっていて、耐水性試験において1300mmの水圧性をもつ生地になっているそうです。
アウトドア用品ってこういった素材部分の作り込みや数値が重要です。信頼度にも直結します。
シンプルで機能的なデザイン
私はエブリデイ バックパックのデザインに一目惚れしました。とはいえ、見た目だけで選んじゃダメだと思い、様々なメーカーのカメラバッグと比較検討しました。各社工夫を凝らした商品が多くて欲しくなるバッグが目白押しで、2週間くらい悩みました。
最終的には、エブリデイ バックパックの唯一無二のデザインに惹かれ、調べていくうちにデザインが良いだけでなくユニークな仕掛けが多いことも知り、購入を決断しました。良いデザインとは、シンプルで機能的なものです。まあ単純に、気に入ったものを選ぶのが良いということです。
カラーバリエーションもセンスが良くて、若い人からシニアまで幅広く使えそうな展開。私はブラックと悩みましたが、30Lのサイズで真っ黒なものを背負うと、重苦しい印象になると思ったので、少しトーンを落としたチャコールにしました。いつか20Lも手に入れようと考えているので、その時は本命のブラックにしようと思ってます。
日本の正規代理店 銀一のサイトで種類やカラーバリエーションなどの展開を確認できます。
銀一公式サイトはこちら
それにしても本当にハイセンスで素晴らしいデザインです。大満足です。所々の金属部分が高級感があってうっとりしますね〜。
補足(生涯保証)
ピークデザインは全製品に生涯保証が付いています。バッグの機能も素晴らしいですが、この生涯保証はエブリデイ バックパックを選んだ決め手にもなりました。バッグの値段はちょっと高いけれど、一生モノと考えればコスパは良いんじゃないかと。
保証サービスは、ピークデザイン公式サイトか、日本の正規代理店の銀一公式サイトに窓口があります。
留意点として、銀一の保証対象は日本国内で販売されたものに限るようです。私の場合は、欲しかったカラーと容量がAmazonで品切れだったため、ピークデザイン公式サイトで英語を翻訳しながら購入しました。だから保証のお世話になる時も英語翻訳しながら対応することになります。
生涯保証を受ける際は、購入証明(レシートや決済通知のメールキャプチャなど)や製品のQCコード(いわゆるシリアルNo)が必要です。
エブリデイ バックパックの場合、このQCコードがすっごく見にくいところにあります。個人的には今のところ唯一のディサポイントです。サイドポケット中面をめくるとタグがあり、さらにタグを1枚めくり、2枚目のタグにQRコードのようなものがあり、その下にとても読み解き難い小さな文字で、QCコードが記載されていました。
ピークデザイン公式サイトや銀一のサイトで、会員登録すれば製品登録が出来るようです。購入した場所(Amazonなどで正規品を購入した場合は銀一のサイト、本国の公式サイトなどで購入した場合はピークデザイン公式サイト)に合わせて、製品登録しておきましょう。
まとめ
カメラバッグ初購入・初体験は
ピークデザイン エブリデイ バックパックで正解でした。
●カメラ専用バッグとしてなら30L ●普段使い兼用なら20L ●シンプルで機能的で完成度の高いデザイン ●上質な素材を使用 ●生涯保証が付いている
以上のことから、カメラバッグはエブリデイ バックパックをおすすめします。
30Lは22〜30Lで容量は安心感があります。カメラ機材は何かとかさばるため、個人的にはまずは30Lをおすすめします。バッグの重量は2.11kgありますが、堅牢さを感じます。カメラ専用バッグとして向いていると思います。
一方で、20Lの容量は17〜20Lで重量は2.01kg。重量は30Lとさほど変わらないようです。20Lは収納する荷物のサイズを正確に把握した上で、検討した方が良いと思います。ただ、普段使いも兼用で考えている人は、コンパクトという点から20Lをおすすめします。エブリデイ バックパックはお洒落で普段使いも出来るデザイン性です。ちなみにエブリデイ バックパックにはマグラッチではないジッパータイプのバッグも販売されていて、より軽量化を図りたい人にはおすすめです。
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WRITER: tuna
観葉植物とカメラと釣りが好きな中年サラリーマン。ガジェットやインテリアは、レトロ&ハイテクが融合したデザインのモノが好き。
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