文具・カメラ用品
2022.11.05
ピークデザイン キャプチャーの使い方
プレートのアルカスイス互換性をチェック
ブランド | ピークデザイン(PeakDesign) |
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商品名 | キャプチャー(CAPTURE) |
サイズ | H4.0 × W8.3 × D2.0cm |
重量 | 84g(プレート含む) |
耐荷重 | 90kg |
素材 | アルミ削り出し、ゴム、他 |
ラインアップ | ブラック/シルバー |
同梱物 | ・キャプチャー本体 ・スタンダードプレート(PL-S-2) ・ロングクランピングボルト × 2 ・スタンダードボルト × 2 ・六角レンチ ・ポーチ(グレー) |
価格帯 | 9,000円台〜13,000円台 |
CONTENTS
目次
ピークデザイン キャプチャーとは?
- カメラをバッグ・リュック、ベルトのストラップに装着するためのカメラ用品です
- カメラを素早く外せるから、シャッターチャンスを逃しません
- バッグやベルトに固定されるからカメラがあまりブラブラしません
- カメラをいちいちバッグから取り出したりしまったりする必要がありません
PeakDesign(ピークデザイン)のキャプチャーは旅行や山登り、野外での撮影シーンで役立つ超便利でスマートなカメラクリップです。
バッグのストラップなどに装着することで早撃ちガンマンよろしく、カメラを構えて撮影から収納まで一連の動作がとにかくスピーディーに行えます。カメラを持ち歩くことが苦にならないどころか、カメラを外に持ち出すことが楽しみになる、そんなカメラクリップです。
ピークデザイン キャプチャーの使い方や利用シーン
バッグのストラップやベルトに装着
キャプチャーユーザーの80%以上がバッグのストラップに取り付けて使っているそうです。キャプチャーはバッグやベルトのストラップ部分を挟み込むように装着するクリップ式です。
キャプチャーの取り付け方
バッグやベルトの厚さに応じて両側のボルトを緩めて調整します。右側のボルトは固定式で左側のブラケットはスライドするため、両側のボルトを取り外す手間が省ける仕組み。これは賢い機能ですね。他のバッグやベルトへの付け替えも楽ちんです。
ブラケット裏面は滑り止め加工
ブラケットの裏面は滑り止め加工が施されています。バッグのストラップの太い部分はもちろん、薄いテープ部分に装着してもしっかりと固定されました。試しにa7Cレンズキット(676kg)をテープ部分に装着して、横や下に引っ張ったり試してみましたが、ズレたりせずしっかりと固定されていました。
ロックとアンロック
キャプチャーのロックボタンを90°回転させるとセーフティロックが掛かります。不意にボタンを押してカメラが外れてしまうことを防ぎます。キャプチャーの唯一の突起部であるこのボタンの長さは扱いやすさも鑑みた、ギリギリを攻めている秀逸な設計だと思いました。
利用シーン
キャプチャーが活躍するのは主に野外での撮影です。旅行、ハイキング、登山、アウトドアスポーツやレジャー全般のお供として、カメラをスマートに装着・収納出来るキャプチャーは非常に便利です。
首掛けストラップだと歩行時に胸あたりでカメラが跳ねるし、ハンドストラップだと片手が塞がってしまいます。両手がフリーの状態で必要な時だけカメラを取り出し、好きな位置に固定収納出来るキャプチャーは野外撮影の頼れるガジェットです。
キャプチャーの基本スペック
サイズとカラーバリエーション
手のひらサイズでコンパクトです。H4.0 × W8.3 × D2.0cmで重量はわずか84g(スタンダードプレート含む)です。このサイズならどこに装着しても違和感なく馴染みそうです。色はブラックとシルバーの2種類あります。
スタンダードプレートはアルカスイス互換
キャプチャーに付属のスタンダードプレートは、汎用性のあるアルカスイス互換です。スタンダードプレートの裏面は六角レンチで締め込むタイプなのが手間ですが、一度カメラに取り付けてしまえばと思えば妥協できます。また、別売となりますが200PL規格にも対応したデュアルプレートもあるので後述します。
キャプチャーの耐荷重
耐荷重の表記は、amazonでも銀一サイトでも見つけられなかったのですが、ピークデザインの公式サイトにありました。STRENGTH RATING 90kgです。STRENGTH RATINGを耐荷重といっていいのか自信がないのですが、自動翻訳にかけると「200ポンド(90kg)を超える重量にも耐えられます。」とのこと。ただ、バッグのストラップやベルトループに装着することを想定すると、そんなに重たいものを付けることはないと思うので、あくまで参考値としてものすごい重量にも耐えるカメラクリップと覚えておく程度で宜しいかと。
両側のボルトを外すと
左側は一部が欠けていてスライドして外せます。右側は穴になっていて固定されるデザインです。キャプチャーの取り外し・付け直しで全てのボルトを外さなくても済むように配慮したデザインです。
アルミ削り出しの美しい形状とアルマイト加工の質感
2021年現在のキャプチャーの現行モデルはV3です。製造方法は前作V2モデルのダイキャスト製造から、V3モデルは機械加工(アルミ削り出し)に変更されており、より無駄のないコンパクトボディに仕上がっています。
同梱物
キャプチャー本体、スタンダードプレート(※クリップオンリーの商品にはスタンダードプレートは付いていません)、ボルトが2種類、六角レンチ、ポーチが付いています。
ブラケットを挟み込む2種類のボルトは、スタンダードのボルトは1.5cmまでの厚さまで対応し、ロングクランピングボルトは2.2cmまでの厚さに対応しています。六角レンチはプレートの締め込みに必要なので失くさないようにしましょう。
ポーチですが、キャプチャー本体はバッグに付けっぱなしにするので特に使い道がないんですよね。使わないボルトや六角レンチの保管袋として使いましょう。
キャプチャーのデュアルプレート
マンフロットユーザーに朗報です。キャプチャーにも200PL対応のプレートが存在します。それがこのデュアルプレートです。
デュアルプレートはアルカスイス互換でありながら、200PLにも対応した最強のクイックプレートです!マンフロットの雲台にもワンタッチで脱着出来るのは有難いです。
ただ、裏面をみた時に一つだけ残念な点に気付きました。ネジ部がコイン、もしくは六角レンチで締め込むタイプだったんです。amazonの商品ページには裏面の写真が掲載されていなくて気付きませんでした…。このキャッシュレス時代にコインを常時持ち歩いている人はどれだけいるのでしょうか。ましてや六角なんて普段持ち歩かないでしょ…。この仕様はピークデザインキャプチャーの唯一のディサポイントでした。ピークデザインのデュアルプレートとマンフロット雲台との相性ですが、少し隙間が生じるので雲台側でしっかりと締め込む必要があります。そこはやっぱりマンフロット純正の200PLの方がカッチリ噛み合いますね。さすが純正同士といったところだし、マンフロットの200PLはコインや六角いらずなのが安心で楽ちんです。筆者はブログ用の室内撮影は200PL、屋外撮影はピークデザインのデュアルプレートと使い分けています。
ピークデザインは大好きだし、どの製品も完璧なデザインだし機能も素晴らしいのですが、毎回少しだけ残念な点を見つけてしまうんですよね。キャプチャーの場合はプレート裏面のネジ部がコインもしくは六角で締め込む仕様だったということと、マンフロット雲台に取り付けた際のわずかな隙間でした。デュアルプレートの利便性は申し分ないので、気に入って使ってますけどね。
生涯保証
ピークデザインの製品には生涯保証が付いています。キャプチャーのQCコード(シリアルナンバーみたいなもの)はブラケットの裏面に記載されています。壊れても無料で修理・交換してもらえるという安心感は気持ちの面で大きいです。この生涯保証にメーカーのモノづくり・サービス精神に魅力に感じますね。筆者はエブリデイバックパックも購入したので、合わせてレビュー記事を読んでいただけたら嬉しいです。
まとめ
カメラの脱着がスマートで楽ちん。
手のひらサイズの小さなカメラ用品だけど、
アウトドアやレジャーでかなり頼りになるカメラガジェットです。
●カメラをいちいちバッグに仕舞わなくて済む ●軽くて小さいけれど耐荷重は90kg ●両手が塞がらない ●デュアルプレートとの兼用でマンフロット製品との互換性もGood
ピークデザイン キャプチャーはおすすめのカメラ用品です。
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WRITER: tuna
観葉植物とカメラと釣りが好きな中年サラリーマン。ガジェットやインテリアは、レトロ&ハイテクが融合したデザインのモノが好き。
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