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文具・カメラ用品

2025.05.06

a7C+SIGMA 24-70 F2.8は
レンズ1本であらゆる撮影に対応
便利でベストな組み合わせ

ブランド SONY(ソニー)
SIGMA(シグマ)
商品名 a7C ILCE-7CL ズームレンズキット
SIGMA AF 24-70mm F2.8 DG DN Art

CONTENTS

目次

SONY a7C 写真も動画も撮影したい人におすすめ

「SONY a7C+SIGMA 24-70 F2.8」をインプレ。筆者はカメラの性能は詳しくないため、初心者視点で4年間使った感想を綴ります。SONY a7C+SIGMA 24-70 F2.8は、1本のレンズであらゆる撮影に対応。レンズ交換の手間が省けます。大三元レンズは高額ですが、汎用性が高く撮影効率が良いから、カメラ初心者にもおすすめの組み合わせ。

写真も動画も撮影できるSONY a7C

SONY a7C ILCE-7CL ズームレンズキットは2020年10月に発売され、2023年10月にはa7CⅡと高画素モデルのα7CRが発売。

a7Cは2020年発売当時、世界最軽量コンパクトフルサイズ一眼ミラーレスカメラとして話題になりました。筆者もそれに飛びついた一人。a7Cは写真も動画も楽しみたいユーザー向きのカメラです。




a7C標準ズームレンズキットは軽量コンパクトで散歩や旅行、VLOG撮影など日々持ち歩いて撮影するのに最適なカメラ。

筆者はブログの写真や趣味の渓流釣りで風景や動画を撮影したり、室内から野外撮影までa7Cのモバイル性をフル活用しています。

SONY a7Cのメリット・デメリット

a7Cのメリット

  • 軽量コンパクトなフルサイズミラーレス一眼カメラ
  • 持ち歩きに適したサイズと重量
  • 片手でも撮影できる軽快さ(標準レンズキットなら)
  • 最先端のオートフォーカス機能搭載
  • 手ぶれ補正も優秀で動画撮影にも適してる
  • バリアングル液晶モニターで使いやすい
  • 写真と動画、どちらも撮影できる

a7Cのデメリット

  • コンパクト過ぎてカメラを握りにくい
  • SDカードがシングルスロット
  • SONY独特のメニューが使い難い

a7Cは時代のニーズを捉えた画期的なカメラ

メリットからピックアップすると、バリアングル液晶モニター搭載のa7Cが発売されたときは、みんな待ち望んでいた仕様ということもあり話題になりました。バリアングル液晶モニターとは、180°横開き展開と360°縦回転する可動方式のこと

当時のフルサイズ一眼カメラは、どのメーカーもチルト方式(縦方向)が多く、一眼カメラでのYoutube動画撮影や自撮り撮影も流行っていた時代。

写真と動画撮影、それにバリアングル液晶モニターで自撮りもできるa7Cは、みんなの悩みや欲求を叶える待望のカメラだったという訳です。

4Dフォーカスで素早いピント合わせ

a7Cはフォーカス機能が優秀。動く被写体の顔や目を瞬時に捉え、ピントを外さず追跡し撮影。軽量コンパクトでフォーカス機能も優秀なa7Cは、いつでもどこでも持ち歩けるモバイル性の高いカメラ。a7Cで写真も動画も楽しみましょう

画像引用:SONY a7C

コンパクト過ぎるが故にグリップ力に欠ける

a7Cのデメリットは、コンパクト過ぎてカメラを握り難い点です。グリップ部の凹凸が浅すぎて指を引っ掛け難いんです。手が滑らないようカメラケースを付けるなど、グリップ力UPの工夫が必要です。

a7CⅡからはグリップデザインも若干変更され持ちやすくなったようですが、カメラケースを付けた方がカメラを落とす心配も減り、より安心だと思います。

筆者が購入したa7C専用ケース


牛本革仕様のa7C、a7CⅡ専用のカメラケース


グリップ力が強そうなシリコンケース。安さも魅力


人工革ですが、白いステッチが可愛いケース


SONY 独特のメニュー表示が判りにくい

またこれはa7Cだけではなく全般に言えることですが、「SONYカメラの液晶画面のメニューは使い難い」というのは有名な話。筆者はSONYのカメラしか持ってないので比較できませんが、他社カメラから乗り換えたユーザーは一様に不満があるようです。まあ、慣れるしかないですね。

SDカードがシングルスロットという点も、不満を唱えるユーザーはいます。上位モデルのカメラはSDカード2枚刺し(デュアルスロット)が標準で、1枚目のSDカードに破損や故障が生じた際、2枚目のSDカードがバックアップになるというシステムです。

a7Cは軽量コンパクトなデザインを優先させるため、シングルスロットを採用したのだと思います。a7Cがデュアルスロットでなくても筆者はさほど気にしてませんが、念のため防水・防塵性の高いタフ仕様のSONYのSDカードを使ってます。


フルサイズは描写範囲が広く迫力がある

a7Cはコンデジ並みにコンパクトだけど、35mmフルサイズセンサーの迫力はすごいです。カメラのイメージセンサーは、フルサイズ > APS-C > コンパクトデジタルカメラの順で、画質や描写性能や価格がアップします。

a7Cは描写範囲が広い。沖縄のビーチ。

a7Cは夜空も綺麗に撮れる。沖縄伊計島の星空。

a7C標準レンズキットの背景のぼけ具合と描写範囲

フルサイズカメラのメリット

  • 描写範囲の広さ(ワイドモニターみたいに)
  • ぼけ足が多くなる(良い雰囲気に撮れる)
  • 階調表現が豊か(明るい写真が撮れる)
  • 夜間撮影にも強い(夜景をキレイに撮れる)

最も恩恵を感じるのは、フルサイズの「描写範囲の広さ」。スマホやAPS-Cカメラでは見えなかった上下左右の領域が、フルサイズカメラだと見えるんです。写真も高画質のため、画像のトリミングや編集に耐えられます。デザイナーにとってはフルサイズカメラの写真素材は扱いやすいです。

a7CでAPS-Cサイズの写真も撮影可能

下の写真はフルサイズとAPS-Cの描写範囲の比較。描写範囲の差(背景の広さ)があきらかです。

逆にこんな使い方もあります。フルサイズセンサーのa7Cで、APS-Cサイズの写真を撮影することもできます。

a7Cのメニュー「カメラ1」の一番下に「APS-C/Super35mm」の設定項目があります。カメラのボタンにショートカットを割り当てると、切り替えが早く便利です。筆者は動画の録画ボタンにAPS-C切り替えを割り当ててます。

描写領域が狭くなるのは一見デメリットにも感じますが、その反面、APS-Cセンサーは約1.5倍拡大したように被写体を捉えるため臨場感がでます。APS-Cサイズはスポーツなど動く被写体の撮影に向いているとも言われています。

a7Cのカスタムキー(ボタン割り当て)

APS-C切り替えや測光モードなど、よく使う機能をa7Cの各ボタンに割り当てることが出来ます。写真と動画、どちらの撮影モードにもそれぞれ割り当て可能です。「MENU」→「カメラ2」の中にカスタムキーの設定項目があります。

a7Cメニューの「カメラ2」から「カスタムキー登録」が可能

下の写真は「写真撮影モード」のカスタムキーの割り当てです。APS-C切替は頻繁に使います。

下の写真は「動画撮影モード」のカスタムキーの割り当てです。APS-Cとズームはよく使います。

これは筆者の例ですが、お好みの機能をショートカットで呼び出せるので、みなさんの使いやすいようにカスタムキーを登録してみてください。

SONY a7Cの満足度と感想インプレ

写真も動画も高画質で撮影できて満足です。カメラ初心者がいきなりフルサイズカメラを手にしたこともあって、個人的には不満な点はないです。標準レンズキットはコンパクトだから、お出かけの際に持って行きやすいし、普段から好きなだけ写真を撮れます。SONY a7Cは初心者にもおすすめのフルサイズ一眼カメラです。

SIGMA AF 24-70mm F2.8 DG DN 憧れの大三元レンズ

大三元レンズ SIGMA 24-70 F2.8

カメラを始めてまもなく、やっぱりレンズが欲しくなっちゃうんですよね。調べるうちに「大三元レンズ」というワードを目にするようになりました。

大三元レンズとは、開放F2.8通しで「広角ズーム」「標準ズーム」「望遠ズーム」を1つのレンズで可能にするズームレンズのこと。大三元レンズ1本あれば、レンズ交換なしであらゆる撮影に対応します。大三元レンズは使い勝手が良いですが、高額なのがネックです。

カメラ初心者でもキレイにぼかせる

F値(絞り値)とは、カメラセンサーに取り込む光の量の値。簡単に説明すると、背景をぼかした写真や動画を撮りたい場合は、F値が小さい数字のレンズを使う必要があります。

SIGMA 24-70 DG DNはF2.8通しの明るいレンズだから、暗い場所でもキレイにぼけます。初心者でも雰囲気のある写真が撮れる魔法のレンズです。

SIGMA24-70はコスパが良い大三元レンズとはいうものの

筆者が大三元レンズを検討していた頃、シグマ24-70とタムロン28-75だっけな?が発売され、どちらにするか悩みました。a7Cにシグマかタムロン。どちらのレンズにするか、みなさんよく悩むポイントのようです。

撮影したいシーンのズーム距離を鑑みてシグマを選びましたが、カメラレンズってこんなに高いの?と当時驚愕したのを覚えています。憧れの大三元レンズは10万円超えでした。

あまりの驚愕価格のためか、いつどこで買ったのかさえ覚えていないです。おそらく酔った勢いでポチったか、アマゾンや楽天のセール時に買ったのでしょう。気づいたら大三元レンズが手元にありました(白目)

カメラ初心者が大三元レンズに手を出すには、覚悟と勢いとお酒が必要です。

a7C標準レンズとSIGMA24-70の作例比較

下の画像は、a7C標準レンズとSIGMA24-70の作例比較。焦点は右下の丸いフラワーベースにあてて撮影。背景のぼけ度合いの差は明白

a7C標準レンズ(ILCE-7CL)で撮影した写真

SIGMA24-70F2.8で撮影した写真。焦点以外ぼけてくれる

a7Cに一番似合うのは標準レンズ

冬の間渓流に行けなかったので、久々にa7C標準レンズ(ILCE-7CL)を装着しましたが、超コンパクトで良いです。a7C標準レンズキットは28-60 F4-5.6。標準レンズでいい感じにぼけ感を出すには被写体に近づくか、逆に遠ざかって撮影する必要があります。

良い面で捉えると、自ら被写体に近づいて撮影するため臨場感が出ます。そして被写体のディテールが際立ちます。a7C標準レンズはアクティブに動き回って手持ち撮影するスタイルに向いています。撮影が楽しいレンズ。でも立ったり座ったりが疲れます。

SIGMA24-70 F2.8は撮影の楽さと効率性

一方、F2.8のシグマ24-70はズーム幅も広く、自分が動かなくても良い塩梅にぼけ感が出ます。三脚を使った撮影や固定した位置からの撮影に向いています。大三元レンズは撮影がとても楽。シグマ24-70だけでほとんどの撮影に対応します。

また、背景に映したくないものがある場合もF2.8レンズが役立ちます。ぼけ足の効いた描写で背景のゴチャつきを誤魔化せちゃうからです。

SIGMA27-70で、被写体に焦点をあてて撮影したもの

実は背景にはディテールの細かいオブジェクトがあった

SIGMA24-70の最新モデルは「Ⅱ」

a7CⅡみたいに、SIGMA 24-70mm F2.8 DG DN II Artも最新モデルはDG DNの後ろに「Ⅱ」が付いています。DG DNⅡは前作より小型軽量化したようです。a7CⅡと合わせて使ってね、というネーミングと軽量化。a7CⅡとのバランスも前作より良くなったんじゃないでしょうか。筆者はカメラもレンズも初代機種なのでⅡユーザーが羨ましいです。


a7C+SIGMA 24-70 見た目とバランス

a7C+SIGMA 24-70 F2.8のインプレ

  • あらゆる撮影に対応する最適な組み合わせ
  • レンズ交換の手間が省けて効率的
  • 自分が動かず撮影できるから体力的に楽
  • 手持ち撮影時の見た目は若干アンバランス
  • 手持ち撮影は左手が疲れる
  • 三脚使用時は SIGMA27-70、手持ち撮影はa7C標準レンズで使い分ける

a7CにSIGMA 24-70mm F2.8を取り付けたバランスを見てみましょう。写真はa7C+SIGMA24-70mm 初代機種同士の組み合わせ。

a7C標準レンズを収納した状態(撮影できない状態)

a7C標準レンズを出した状態(撮影できる状態)

SIGMA24-70 F2.8を付けた状態

見た目はゴツくなるが、使い勝手は最高の組み合わせ

大三元レンズを付けると、レンズ交換不要で撮影が効率的。カメラ初心者にとっては屋外でレンズ交換する際にセンサーに傷をつけないか、太陽光でセンサーが焼けないかなど何かと不安。安心安全性から言ってもレンズ交換なしで済む大三元レンズはありがたい。

ズーム幅の広さも体力的には助かります。カメラマンが被写体に近づいたり遠かったりしなくて済むため、特に足場の悪い環境での撮影はSIGMA24-70のズーム機能を頼れます。

a7C+SIGMA24-70の手持ち撮影は疲れる

a7C標準レンズキットなら片手でも軽快に撮影出来ますが、SIGMA24-70の手持ち撮影はレンズが重いため両手でカメラを支える必要があります。

レンズを支える左手が疲れます。何かの拍子でカメラを落とさないよう、ハンドストラップや首から下げるストラップを付けた方が良いでしょう。ネックストラップはカメラ購入時にSONY純正ストラップが同梱されています。



a7C+SIGMA24-70を片手で持てなくはないですが、被写体をブラさず安定した撮影をするには、両手持ちが良いでしょう。

見た目のバランスは良くも悪くもない

レンズが長くなる分、手持ちの場合はa7Cのコンパクトさが悪目立ちします。逆に三脚を使う場合はバランスが良いです。撮影の効率性や利便性を優先するなら、多少見た目のバランスが悪くなっても大三元レンズを付けっぱなしにする方が快適です。

a7C標準レンズとSIGMA24-70の使い分け

三脚を使う撮影は、SIGMA27-70を使います。カメラを固定し撮影する場合は、屋内外問わず、F2.8通し大三元レンズのズーム幅のメリットを活かせます。体力的にも楽で快適に撮影出来ます。

手持ち撮影する時は、a7C標準レンズ(ILCE-7CL)のコンパクトさが活きます。a7C標準ズームレンズキットは超コンパクトなので、いつでもどこもサッと取り出し、フルサイズ画質の撮影が可能。

軽快にフルサイズ撮影できるのがa7C標準レンズの魅力。車で例えるなら車体は小さいけれどエンジンパワーのあるminiクーパーのよう。

撮影のシチュエーションで使い分け、a7Cの撮影を楽しんでください。

マンフロット190go!とMHXPRO-3WGとの組み合わせ

続いて、マンフロット190go!、XPROギア雲台 MHXPRO-3WGと組み合わせた写真です。

190go!のような大きな三脚に、軽量コンパクトなa7C標準レンズキット(ILCE-7CL)を乗せると、なんだか物足りない感じ。a7C標準レンズキットは手持ち撮影に適したカメラだから、大きな三脚は似合わないです。

マンフロット190go!にa7C標準レンズの組み合わせ

次にa7C+SIGMA24-70を乗せた写真。見た目的にもバランス的にも良くなりました。三脚を使った撮影ならSIGMA24-70の方が似合います。

マンフロット190go!にa7C+SIGMA24-70の組み合わせ

a7C標準レンズキットを、スマホ用三脚のゴリラポッドに乗せてみました。このサイズ感ならマッチします。JOBYゴリラポッドはくねくね曲がる面白い三脚で、ガードレールや岩場や木などに巻きつけて画角を固定します。足場の悪い屋外撮影で便利です。

足を巻きつけ固定する三脚ゴリラポッド+a7C標準レンズ

ゴリラポッド 3K PROは対荷重3kg。フルサイズ一眼カメラも楽々背負えます。頑丈な作りで三脚にしては価格も安くて機能的(気楽に多少荒っぽく使える)。渓流釣りのお供に持ち歩いてます。どこにでもセットできるのが良いですね。



a7C おすすめ アクセサリー

バッテリーとバッテリーチャージャー

a7Cは動画撮影も100分以上とバッテリー持ちも優秀なカメラですが、一日中撮影するときは複数のバッテリーが必要です。

バッテリーは3〜4個持っていれば写真も動画撮影も安心。ということで、おすすめアクセサリーひとつめはSONY純正のバッテリーチャージャー 「BC-QZ1」と、SONYカメラ用バッテリー「NP-FZ100」。カメラ用のバッテリーも意外と高額なのが辛いところ。



シューティンググリップ GP-VPT2BT 

動画撮影主体なら持っておきたいワイヤレスリモートシューティンググリップ 「GP-VPT2BT」。Bluetooth接続でカメラに触れずリモートコントロール可能で、三脚機能付きという超便利なカメラアクセサリー。

画像引用:SONY a7C

写真も動画も対応し、シャッター機能や録画スタートボタン、ズームボタン、角度や回転調整など基本機能が付いています。筆者もまだ持っておらず、最も欲しいアクセサリーのひとつ。


ショットガンマイクロホン ECM-B1M

SONY純正の可変指向性マイクロホン「ECM-B1M」。収音範囲の設定(鋭指向性/単一指向性/全指向性)、ノイズキャンセルフィルター、大きな音の歪みを調整するATT(マイクアップネーター)、オーディオレベルダイヤルなど、このマイク一台で様々なシチュエーションで高音質録音を可能に。

画像引用:SONY a7C

ECM-B1Mは特に屋外撮影で活躍。車や飛行機、工事現場の騒音、波風の音など、野外は人間の声を阻害するものが意外と多いです。以前、a7Cの内蔵マイクで海釣り動画を撮ったときは、波音で人の話し声はほとんどかき消され、編集に困ったものでした。

ECM-B1Mにしてから人間の声をクリアに録音しやすくなり、ECM-B1Mで音声編集も随分と楽になりました。発売当初は入手困難になったほど人気のマイクです。

「ECM-B1M」の上に「XLR-K3M」というマイクもありますが、こちらは定価7万円超えの高級品。趣味レベルなら「ECM-B1M」で十分だと思います。



フラッシュ HVL-F28RM

小型でパワフルな高性能フラッシュ「HVL-F28RM」。暗所撮影や手ブレ抑制、逆光時にサポートしてくれるのがカメラのフラッシュ、ストロボです。

画像引用:SONY a7C

光量の少ない場所での撮影はシャッタースピードが長くなり手ブレしがちですが、そのような状況でフラッシュ、ストロボがあれば、撮影がもっと安定的で効率的になることでしょう。

「HVL-F28RM」はワイヤレスでも発光可能。カメラとフラッシュを離れた場所にセットできるのは便利そう。フラッシュまで導入するとプロカメラマンの領域に足を踏み入れる気がします。照明知識は奥が深そう。


a7Cとa7CⅡの比較・違い

a7Cシリーズはa7C、a7CⅡ、a7CRと3種類のラインナップ。後発モデルの方が画質が上がっていくのですが、a7Cとa7CⅡを比べると画質など基本性能は上がってるものの、重量やバッテリー性能はⅡの方が落ちている点もあります。a7Cとa7CⅡの主な違いを表にしました。

a7Cとa7CⅡ比較表

項目 a7C a7CⅡ
外寸
(幅 x 高さ x 奥行)
約124.0 x 71.1 x 59.7mm 約124.0 x 71.1 x 63.4 mm
重量 約509g 約514g
カメラ
有効画素数
約2420万画素 静止画:最大約3300万画素
動画:最大約2760万画素
総画素数 約2530万画素 約3410万画素
認識対象
(静止画時)
人物、動物 人、動物、鳥、昆虫、
車、列車、飛行機
認識対象
(動画時)
人物、動物 人、動物、鳥、昆虫、
車、列車、飛行機
ファインダー 1.0cm (0.39型)電子式ビューファインダー (XGA OLED)
液晶モニター 921,600ドット 1 036 800 ドット
手ブレ補正機能 5段 7.0段
静止画
撮影可能枚数
ファインダー使用時:約680枚
液晶モニター使用時:約740枚
(CIPA規格準拠)
ファインダー使用時:約530枚
液晶モニター使用時:約560枚
(CIPA規格準拠)
実動画撮影時 ファインダー使用時:約140分
液晶モニター使用時:約140分
(CIPA規格準拠)
ファインダー使用時:約100分
液晶モニター使用時:約105分
(CIPA規格準拠)

これから購入する人はもちろんa7CⅡがおすすめですが、素人目だとそれほど画質の差を感じない印象です。例えば、スマホカメラやコンデジから乗り換えを考えている人は、フルサイズカメラになるだけで世界観が変わるので、価格の安いa7Cでも十分に満足すると思います。

筆者もわざわざa7CⅡに乗り換えようとは思いませんし、2025年以降もa7Cを使い続けるでしょう。小さな性能差よりも、個人的にはフルサイズカメラかそれ以外か、という差の方が大きいと感じています。あくまで初心者目線の感想です。

a7Cシリーズはフルサイズカメラ入門機として、価格的にも性能的にもうってつけのカメラだと思います。

まとめ

a7C+SIGMA24-70
あらゆる撮影に対応する
便利な組み合わせ

⚫︎写真も動画も1つのカメラで対応できる ⚫︎レンズ交換なしで1本のレンズで対応できる ⚫︎三脚を使う撮影はSIGMA24-70 F2.8、手持ち撮影はa7C標準レンズで使い分ける ⚫︎a7Cはコンパクトなフルサイズカメラ








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WRITER: tuna

観葉植物とカメラと釣りが好きな中年サラリーマン。ガジェットやインテリアは、レトロ&ハイテクが融合したデザインのモノが好き。

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