
釣り・アウトドア

2025.10.29
フィッシングベストを着て
渓流釣りしたら快適でした!
フィッシングベストの選び方
| ブランド | Fishpond(フィッシュポンド) |
|---|---|
| 商品名 | アップストリーム テックベスト |
| サイズ | フリーサイズ(メンズ/レディース) |
| 素材 | 本体生地はECONYL再生ナイロン繊維 |
| 価格帯 | 3万円台 |
CONTENTS
目次
フィッシングベストの種類。生地・用途・機能から選ぶ
フィッシングベストの種類
フィッシングベストは機能多彩で生地も丈夫、おしゃれ着としても注目され、一時期はブームにもなりました。用途や種類はさまざま。今回はタウンユース、キャンプ、釣り、3つのジャンルに絞り、フィッシングベストの注目する点や判断基準を解説。
- タウンユース:おしゃれ着、普段使いに
- キャンプ:おしゃれと焚き火耐性も
- 釣り:海と川、シーン別に使い分け
用途に合わせて生地や機能を選ぶ
フィッシングベストに何を求めるのか、何のために使うのかを整理してから選びましょう。
- フィッシングベストをどこで着るのか
- どんなシーンでフィッシングベストを使うか
- フィッシングベストに求める機能
例えばキャンプで着る場合は、火の粉にも強い難燃素材や防寒ベストが望ましいです。フィッシングベストは使うシーンに合わせて、生地や機能を選びましょう。
タウンユース向きのフィッシングベストは黒や濃い色
タウンユース向けフィッシングベスト
フィッシングベストは多機能で丈夫。高級生地が使われ耐久性も高く、値段も高額。タウンユースでは過酷な環境で着用しないため、できるだけ安くおしゃれに済ませたいところ。
タウンユースでフィッシングベストを選ぶ基準は、色や着心地、値段です。
- 黒や濃い色がレイヤードで合わせやすい
- 体の負担がかからない軽いベストがいい
- ビッグサイズが着こなしやすい
- 機能は妥協し、おしゃれと価格重視で
夏フェスやピクニックにフィッシングベスト
夏の音楽フェスや軽めのアウトドアなら、デザインと価格重視で選びましょう。機能性と耐久性はほぼ不要です。一時期はおしゃれ着としてフィッシングベストが流行し、アパレルブランドからもフィッシングベストが販売されましたが、ここはひとつ「本物のフィッシングベスト」を選べば、他の人と一線を画します。
おすすめはモノトーンの組み合わせ。白Tシャツに黒のフィッシングベストが着こなしやすいです。オリーブやネイビーなど濃い色のフィッシングベストもおすすめ。さらに違いを見せるなら、リトルプレゼンツのクラシカルスタイルのフィッシングベストは形がかわいいので普段使いもGood。価格も良心的。
キャンプ用ベストなら難燃素材・防寒性
釣りとキャンプ兼用のフィッシングベスト
釣りとキャンプ兼用でフィッシングベストを使う場合は、なかなか判断が難しいです。海や川など水まわりと、料理や焚き火など火まわり、相反する利用シーンのため、どちらかは妥協が必要です。
海や川なら撥水性や速乾性が欲しいですが、燃えやすい化学繊維のフィッシングベストはキャンプに適さないです。逆にキャンプ用ベストは水に濡れると重く乾きにくいため、本格的な釣りには適さないです。キャンプ用ベストは火の粉に強い難燃素材や防寒性能のあるベストが選択肢になります。
キャンプ用ベストならタウンユースしやすい
キャンプ用ベストはおしゃれなものが多く、タウンユースでも着れます。燃えにくい生地で、ポケットの形や配置が使いやすいものを選びましょう。軍手やグローブをしていても、ポケットにサッと手を突っ込める大きなポケットのベストがおすすめです。
- 基本的には難燃素材のベストを選ぶ
- ポケットの口が広いものを選ぶ
- おしゃれなデザインを選ぶ
秋冬キャンプは防寒性も
防寒性を重視するのであれば、化学繊維のキャンプ用ベストも選択肢に入ります。ナンガのインナーベストは、撥水性と防寒性もあり春秋冬と長期間着れます。焚き火する時はアウターを着れば火の粉を防げます。使い勝手の良いインナーベストです。
釣り用ベストなら速乾・撥水・耐久性
フィッシングベストといっても、船釣り、防波堤、サーフ、沖磯、本流、渓流、源流と利用シーンごとに欲しい機能がまるで違います。今回は渓流釣り(ルアー)に絞って考察します。
渓流用フィッシングベストに必要な機能
- ポケットの数と大きさ
- 水に濡れたときの撥水性や速乾性
- フォーセップやネットを装着する留め具
- 着心地、軽さ、快適性
- デザインと価格
渓流ルアー釣りに関しては、タックルボックスを持ち歩くわけにはいかないので、釣具をまとめて体に装着できるフィッシングベストが理想です。ルアーケースが丸ごと入るフィッシングベストが望ましいです。
フォックスファイヤーのベストはルアーやフライの交換がしやすいように、体の真ん中にポケットが付いています。スノーピークのベストは左右の大きなポケットとアースカラーのデザインが特徴的でおしゃれ。
河川規模によってフィッシングベストを着替える
川で転んだり流されたりすることも想定して、河川規模によってフィッシングベストを使い分けることも考えましょう。
水位が膝下の渓流であれば、転んだとしても撥水性や速乾性の高いフィッシングベストで十分ですが、本流河川は流れが早く水位も深いため、溺れる心配もあります。本流では防水性や水抜けのいい海用のフィッシングベストが安心です。
FishPond アップストリーム テックベスト レビュー
FishPondのアップストリーム テックベストを購入しました。これまではFishPoindのランバーバッグを使っていましたが、渓流での運動性を高めるため、フィッシングベストにしました。



背中にネット収納付き

背中はマグネットやリーシュコードの留め具も付いてる

着用イメージ。腰にFishpondウェーダーベルトを装着
FishPondのアップストリーム テックベストはメンズ/レディース、ぞれぞれラインナップされています。サイズだけでなくカラーリングにも違いがあります。
FishPondはフライフィッシング向けの釣りアパレルブランドですが、画期的なスイッチバッグシステムと独特の色使いが好みなので、ルアー釣りの筆者も愛用しているブランドです。
フィッシングベストを着て渓流釣りしたら便利すぎた
FishPondのアップストリーム テックベストを着て渓流釣りしたら快適でした。めちゃくちゃ良いです。主なメリットはこちら。
- ポケットの数が多い
- ポケットの種類も多様
- 前面がフラットデザインで足元が見やすい
- 肩パッドのクッション性が優れている
- ベンチレーションや速乾性に優れている
- サステナブル(再生素材)
ルアーケースを収納するポケットが十分に大きいことと、ベストの前面がフラットデザインで足元も見やすいことが、快適さと運動性に貢献しています。そして、ポケットの数はめちゃくちゃ多い!いつでもどこでも釣具を取り出しやすいです。
生地は再生素材で作られており、軽くて丈夫なサステナブルなフィッシングベスト。ショルダーパッドのクッションのおかげで、一日中着ていても疲れにくいです。背中はメッシュデザインで通気性も良く、夏場の釣行も苦になりませんでした。
圧倒的なポケット数!なんと14箇所も!
FishPond アップストリーム テックベスト、なんと14ポケット!前後左右あらゆる場所にポケットが付いています。自分自身がタックルボックスになるイメージです。

左右のメインポケットは十分な大きさで中面には仕切りも

あらゆる場所にポケットが備わっている。便利すぎ。
下の写真はベストに装備している釣具やドリンクです。実釣行はさらに内ポケットに車のキーとスマホ、iQOSを収納します。これだけ装備しても、まだ使っていないポケットがあります。



速乾性能がすごい
川で転んで少し流され、全身びしょ濡れ状態になったことがありますが、速乾性のおかげで体が冷えずに済みました。夏の終わりだったものの、しばらくは寒さに耐えながらの釣行でしたが、気付いたら上半身はほぼ乾いていて、FishPond アップストリーム テックベストの速乾性に救われました。
釣行後にフィッシングベストを洗濯機で洗っているのですが、干してから翌日には大体乾いています。洗濯も楽なフィッシングベストです。洗濯は普通の洗濯洗剤で洗っています。匂いや汚れも落ちるし、フィッシングベストを衛生的に保てます。
驚くほど軽くて、体が疲れない
FishPondのランバーバッグもかなり気に入っていましたが、長時間釣行では肩や腰など体の一部分への負担がありました。短時間釣行や小規模河川ならバッグスタイルは手軽で良いですが、長時間の釣行はフィッシングベストの方がとても楽です。
FishPondのアップストリーム テックベストはとても軽く、運動性が快適です。肩も凝らないし、バッグのように体の一部に荷重が偏らないため、体が軽くなったように感じます。
長時間釣行はフィッシングベスト、小規模河川やライトな釣りなら手軽なバッグスタイルと使い分けも良いかも。
FishPond サウスフォークウェーダーベルトが便利すぎ
フォーセップやルアーケースなど小物類はフィッシングベストに収納し、熊スプレーや熊鈴など重量のあるものはフィッシングベルトに装着しています。
バッグスタイルの場合、装備の重さにより体の一部に負担が生じますが、フィッシングベストは体全体に分散するのでだいぶ楽です。重量のある装備は筋力のある下半身に集中させると、体の負担を軽減できます。
FishPondのウェーダーベルトは、スイッチバッグシステムというレール構造が画期的。ドリンクや熊スプレーを素早く体の前にスライドできます。ドリンクを飲む時は前面にスライドさせ、飲み終わったら邪魔なので背中へ戻す、といったことが驚くほどスムーズにできます。

ベスト同様にウェーダーベルトもネットホルダー付きです
あまりにも革新的なフィッシングベルトなので、ベルト単体の購入もおすすめです。FishPondのランバーバッグの過去記事も参考までに。
まとめ
フィッシングベストを着て
渓流釣りしたら、
体がとても楽で便利でした
⚫︎フィッシングベストのおしゃれ使いは本物のフィッシングベストで他人との差をつける ⚫︎キャンプ兼用なら難燃素材や防寒性に注目 ⚫︎FishPond アップストリーム テックベストは軽くてポケット数は、なんと14箇所
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WRITER: tuna
観葉植物とカメラと釣りが好きな中年サラリーマン。ガジェットやインテリアは、レトロ&ハイテクが融合したデザインのモノが好き。
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