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2023.10.28

Logicool MX ANYWHERE 3
軽くて疲れない!
高機能モバイルマウス

ブランド Logicool(ロジクール)
商品名 MX ANYWHERE 3
カラー グラファイト、ペイルグレー、ローズ
サイズ 高さ100.5mm x 幅65mm x 奥行き34.4mm
重量 99g
接続技術 Bluetooth、USB
付属品 USB-C充電ケーブル(USB-A – USB-C)、保証書、保証規定
価格帯 10,000円台〜

CONTENTS

目次

最強のモバイルマウス MX ANYWHERE 3

Logicool MX ANYWHERE3は、Logicool社から発売されている高機能小型ワイヤレスマウス。2023年現在は、MX ANYWHERE 3Sが最新モデルとしてリリースされています。※この記事ではMX ANYWHERE3を例にレビューしています。

▼MX ANYWHERE 3S


▼MX ANYWHERE 3


Logicoolの最上位モデルは、Masterシリーズと冠され、高機能・高パフォーマンスのモデルがラインナップ。デザインも上質で高級感があります。

MX ANYWHERE 3はLogicoolのMasterシリーズのため、高速充電や高精度センサー、ボタン割り当てなど、モバイルマウスにも関わらず高機能が備わっています。ワイヤレスマウスでありながら、驚きの軽さと充電が長持ちという点は特筆すべきものがあります。

同じMasterシリーズのCRAFT KX1000sやMX ERGOのレビュー記事もあるので合わせて参照ください。



脅威の軽さ・充電が長持ち

ワイヤレスマウスの最大のデメリットは重さ。マウスが重いと手や指が疲れて集中力も妨げられます。携帯用マウスは出来るだけ小さく軽いワイヤレスマウスを選びましょう。

MX ANYWHERE 3、3Sは携帯用マウスとしては1万円台と高額ですが、LogicoolのMasterシリーズなら間違いないと判断し購入

MX ANYWHERE 3を手にして最初に感じたことは軽さに驚きました。これまで色々なワイヤレスマウスを使ってきましたが、乾電池式のマウスはどれも重たくて、手も疲れるし指も痛くなったり、満足するマウスになかなか出会えませんでした。

MX ANYWHERE 3の重量はなんと99g!卵1.5個分程の重さ。MX ANYWHERE 3は軽くコンパクトなサイズ感で、マウス側面のシリコン仕上げは触り心地が良くて操作感も上々。

実際に計量してみたら公式表記よりも軽い94.8gでした!

しっとりした質感で握りやすいマウス

次に驚いたのが、充電持ちの良さ。ワイヤレスマウスの宿命である連続使用時間ですが、MX ANYWHERE 3は1分間の充電でなんと3時間使えます。同じロジクールのワイヤレスキーボード「CRAFT」は充電の減りが早くて少々不便を感じますが、MX ANYWHERE 3の充電は全然減りません。いつまで使えるの?ってくらい充電が長持ち

公式では1回のフル充電で70日間使用可能と記載されています。1日の使用時間にもよりますが、感覚的には3ヶ月に1度くらいの充電で済んでいる気がします。ほぼ充電要らず。MX ANYWHERE 3の高速充電と連続使用時間は本当にすごい

充電コネクタはUSB-Type Cです。MX ERGOはmicro USBだったので汎用性に不満があったのですが、MX ANYWHERE 3はUSB-Cで良かったです!iPhoneのライトニングケーブルも不満がありましたが、iPhone15からは遂にUSB-Cになるみたいで、それも嬉しい知らせ。充電口は汎用性が高い仕様に限ります。

充電端子は汎用性の高いUSB-Type C

MX ANYWHERE 3の軽さと長持ち充電はストレスなく作業に集中できるので、ワイヤレスマウスとして、Logicool Masterシリーズに相応しい品質。

MX ANYWHERE3と3Sの違い

MX ANYWHERE 3と、3Sの違い

3Sはクリックボタンが静音仕様にバージョンアップ。MTG中のマウス操作にも配慮した仕様に。接続方式もUnyfingからlogi Boltというセキュアで安定した接続方式になりました。よりビジネス向けにアップデートされた内容。

但し、logi Boltレシーバーは同梱されておらず、別売となりました。前作のMX ANYWHERE 3にはデフォルトでUSBレシーバーが同梱されていたのですが、3Sからは別売です。価格をおさえるためでしょう。

その他の変更点としては、カラー展開でローズカラーがなくなりました。あとはセンサーの精度が4000DPIから8000DPIにアップされたくらいです。静音仕様は実用的なアップデートなので、これから購入するなら最新モデル3Sがおすすめです。一方で、性能差はそれほどないのでローズカラーが欲しい場合や少しでも安くおさえたい場合は、旧バージョンのMX ANYWHERE 3の購入もアリです。

4種類のMX ANYWHERE

繰り返しとなりますが、MX ANYWHEREの最新モデルは3Sです(2023年現在)。他にもMX Anywhere 3(ビジネス用)やfor Macという機種も存在します。購入時に迷わないように、比較表を作りました。

機種名 MX ANYWHERE 3S MX ANYWHERE 3 MX ANYWHERE 3 for Mac MX ANYWHERE for ビジネス
ペアリング台数 3
ボタン数 6
ホイール仕様 MagSpeed電磁気スクロールホイール
クリック仕様 静音クリック 通常クリック 通常クリック 通常クリック
センサー精度 8000DPI 4000DPI 4000DPI 4000DPI
接続 Bluetooth
Logi Bolt
*レシーバは別売
Bluetooth
Unifyingレシーバー
Bluetooth Bluetooth
Logi Bolt
USB充電ケーブル A to C A to C C to C A to C
カラー グラファイト (MX1800GR)
ペイルグレー (MX1800PG)
グラファイト (MX1700GR)
ペイルグレー (MX1700PG)
ローズ (MX1700RO)
ペイルグレー(MX1700M) グラファイト(MX1700BGR)
サイズ 100.5 x 65 x 34.4mm
重量 99g
連続使用時間 1回の充電で最大70日

for Macモデルと、通常モデルの違い

通常モデルのMX ANYWHERE 3は、USBケーブルはA-CでUnifyingレシーバーが付いていますが、for MacはUSBケーブルがType C-Cで、Unifyingレシーバーは付属していません(MacはBluetooth接続なのでレシーバーは不要なため)。

for ビジネスモデルと、通常モデルの違い

for ビジネスモデルは接続方式がBluetoothとLogi Bolt(混雑したワイヤレス環境でもセキュアで安定したパフォーマンスを実現)の2種類の接続方法で、通常モデルとの違いは接続方式とカラー展開です。

OS間のデータ管理もシームレスに操作

LogicoolのMX ANYWHERE 3は3台のデバイスとペアリング可能。筆者はsurfaceとMacBookの2台で利用しています。そしてLogi OptionsのFlow機能を使えば、OS間をまたいでデータのやり取りも可能。

FlowやLogi Options+の利便性については、MX ERGOのレビュー記事で説明していますので合わせて参照ください。

MX ANYWHERE 3のペアリングデバイスの切り替えは、マウス裏面のボタンで操作します。ボタンを1回押すごとに1・2・3と、ペアリングしたデバイスに接続が切り替わります。ライトが光るので、どのデバイスに接続しているか分かりやすいです。

マウス裏面はこんなデザインになっています

このボタンを押して3つのデバイスのペアリングを切り替えます

MX ANYWHERE 3のスペック

本体サイズ

小型で軽くて動かしやすく、側面のシリコン仕上げはグリップ力があり握りやすい形状。全体はマットなブラックで、ホイール部分はメタリック。高級感が漂う小型ワイヤレスマウス。とにかく軽さが快適!

高さ :  100.5mm
幅  :  65mm
奥行き:  34.4mm
重量 :  99g

シンプルな形状で美しい

ボタン数は6個

MX ANYWHERE 3、3Sは6個のボタンが付いています。左/右クリックボタン、サイドボタン2つ(戻る/進む)、ホイールボタンです。ホイールはラチェットモードとフリースピンモードの2種類あります。Logi Optionsで好みのボタン設定にカスタマイズ可能です。

Logi Optionsはマウスが表示されて直感的に設定できる

  • ラチェットモード
    クリック感がある一般的なマウスのスクロール感
  • フリースピンモード
    クリック感がない高速スクロールモード

MX ANYWHERE 3には、残念ながらホイールのチルト機能はついていませんが、サイドボタン(戻る/進む)を押しながらホイールスクロールすると、横スクロールできます。これならチルト機能がなくても問題なし。エクセル作業で使えます。

メタリックなホイールは高級感があります

急速充電

1分間の充電で3時間利用可能。いざという時に頼れる急速充電対応です。フル充電時の連続使用時間は70日間。小型マウスでもパワフルで充電長持ち

感度はMAX400DPI

MX ANYWHERE 3のマウス感度は4000DPI。4000DPIはマウスを1インチ動かすと400ドット分動くという指標です。DPI数値が高い方が少ない動きでマウスカーソルを動かすことができます。ビジネス用ならDPIが高いマウスが良いでしょう。

一方で、ゲーミングマウスは400DPIや800DPIが主流で、DPI数値は低い方が安定性があります。DPI数値が高いと情報量も多くなり、マウスを素早く動かすとカーソルがついてこなかったり、カーソル飛びのエラーも発生しやすいからです。マウスのDPI値は用途に合わせて選びましょう。

MX ANYWHERE 3Sは8000DPIまでアップデートし、200〜8000DPIの間で50DPI刻みで設定な可能です。3Sはビジネスからゲームまで対応範囲が広がり、より高性能且つ汎用性のあるマウスに進化しました。

上質な質感

小型軽量ワイヤレスマウスとしては、Logicoolの中で最上位モデルであるMX ANYWHERE 3と3S。

最上位モデルに恥じない高級感があり、筆者は3年以上使っていますが、操作エラー発生や故障もなく品質も安定しています。素晴らしいワイヤレスマウスです。外出時は常にMX ANYWHEREをガジェットバッグに忍ばせています。

高級感のあるデザインは、Macのスペースグレーや同じロジクールのCRAFT KX1000sとの相性も抜群。Logicool製品のMasterシリーズはカラーを揃えたくなります。

まとめ

小型軽量ワイヤレスマウスも
やっぱりLogicoolが最高!

●想像以上に軽くて使いやすかった ●質感も高級感がある ●1万円台と少々高いけれど満足度は高い ●最新のMX ANYWHERE 3Sを買うべし ●MX ANYWHEREはガジェットバッグに常に忍ばせておきましょう♪


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WRITER: tuna

観葉植物とカメラと釣りが好きな中年サラリーマン。ガジェットやインテリアは、レトロ&ハイテクが融合したデザインのモノが好き。

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