
釣り・アウトドア

2026.08.22
機能性だけじゃない
今どきのアウトドアウェアは
「街でも着る」が当たり前?
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CONTENTS
目次
「機能性重視」から変わってきた「街でも馴染むアウトドアウェア」
「機能性」だけじゃない。おしゃれなアウトドアファッション
一昔前のアウトドアウェアといえば、「とにかく機能性が大事」というイメージが強かったのではないでしょうか。防水性、透湿性、速乾性、軽量性、保温性……。釣りやキャンプなどアウトドアで使う以上、機能性は重要です。
ところが最近のアウトドアファッションを見てみると、少し印象が変わったように感じませんか?キャンプ場でもおしゃれな人が多いし、「これ、アウトドアブランドの服?」と思うような、デザイン性の高いアウトドアウェアが増えています。
現在のアウトドアウェアはキャンプに行く時にだけ着る服ではなく、街中で着ても違和感がない服に進化しています。
「アウトドア専用の服」にしない
最近のアウトドアウェアはシャツとのレイヤリングや、デニム・スラックスなど異なるテイストのアイテムとも好相性。普段着としても自然に取り入れられるデザインで、街中でもアウトドアウェアを楽しめます。
今回は、そんな「アウトドアと日常の境界がないアウトドアウェア」についての記事です。
釣り+日常なら?キャンプ+日常なら?登山なら?おしゃれで選ぶなら? アウトドアと普段着の両方で活躍するブランドを紹介します。
アウトドアブランドを普段着ファッションに
釣りと普段着の両方で使えるファション性
釣りに出かけるとき、ロッドやリール、ルアーなど道具にこだわる人は多いと思います。では、身につける洋服はどうでしょうか?
筆者は釣り場以外では、「釣り人に見られたくない」「一見すると、普段着の人」というファッションにしたいです。
できるだけ釣り人感を抑えたファッションにしたい
例えば、やる気満々の釣り人ファッションで釣りに行ったとしましょう。しかし結果は坊主。帰りに立ち寄ったスーパーやコンビニで、見た目の格好から「釣りですか?釣れましたか?」と、知らない人からニコニコ顔で声をかけられたら…、顔に縦線、傷口に塩です。原子レベルの小っぽけなプライドしかないですが、ダメージを負います。
素粒子並みのプライドを守るため、できるだけ清潔で普段通りのファッションなら声をかけられずに済みます。釣り場での身支度を早く済ますため、インナーのコンプレッションウェアを隠すように、街中でも着れるオーバーシャツやボトムスを身につけ、上着を脱げばすぐにウェーダーを履ける合理性も重視したファッションを心がけています。
普段着としても通用するグラミチのボトムスや、オフィスカジュアルで防水性能もあるOnのスニーカーは特におすすめです。
釣り好きなら選びたいブランド
釣り好きにおすすめのブランド
釣りは長時間屋外で過ごすことが多いため、普段着とは少し違った視点でウェアを選ぶ必要があります。強い日差しや汗への対策はもちろん、季節によっては虫対策も重要です。水濡れや藪、岩場などを考慮したウェア選びも必要になります。
Patagonia(パタゴニア)|釣りと普段着を両立したい人に
パタゴニアはフィッシング向けの展開もあり、釣りに必要な機能性を備えながら、街中でも着やすいデザインが多いのが魅力。「いかにも釣り用」というウェアではなく、キャンプや旅行、普段の休日にも使える一着を探している人に向いています。
パタゴニアといえば、スカイラインのロゴ。バックプリントの73 SKYLINE Tシャツはレトロ感が魅力。また、パタゴニアの定番といえばフリースです。クラシック レトロX ジャケットは、防風性が高くかわいいデザイン。
SIMMS(シムス)|釣りでの機能性を重視するなら
釣りでの使いやすさを重視したいという人に、注目したいのがSIMMS(シムス)です。「普段着としてのデザイン」よりも、「釣りを快適に楽しむための機能を優先したい」という人なら、シムスは有力な選択肢。
機能とファッションを両立するシムスは、UPF50+のコンプレッションウェアやゲートル(フェイスマスク)など、インナー系がおしゃれなアイテムが多くておすすめです。
Foxfire(フォックスファイヤー)|夏の虫対策、冬の帯電防止に
夏の釣りで気になるのが、「虫」の存在。渓流や湖、河川など自然の中に入って釣りをする場合、蚊やブユなどの虫対策も考えておきたいところ。
機能性重視の釣り人にチェックしてほしいのが、Foxfire(フォックスファイヤー)です。Foxfireには、独自の防虫素材「スコーロン」を使用したウェアがあり、夏のアウトドアシーンで活躍します。一方、冬は帯電防止のフリースやダウンの展開も。
フォックスファイヤーのスコーロンについては実際に着用したレビューも別記事で詳しく紹介しています。「釣りの虫対策をどうするか?」気になる人は、そちらも参考にしてみてください。
Snow Peak(スノーピーク)|釣り以外のアウトドアでも使いたい人に
釣りだけでなく、キャンプや旅行など、さまざまなアウトドアシーンでウェアを使いたいならSnow Peak(スノーピーク)が候補に。
スノーピークはキャンプ用品のイメージが強いブランドですが、普段着としても着れるアパレルも幅広く展開。アウトドアで使える機能性を持ちながら、シンプルで普段のコーディネートにも取り入れやすいデザインが特徴です。
釣りからキャンプ、そして普段着まで、一着をいろいろな場面で使いたい人はチェックしてみてください。夏のアウトドアのユニークなアイテムとして、気過冷却の冷感ポンチョもおすすめ。
釣り用ウェアは「どこまで釣りに特化するか」で選ぶ
ここまで紹介したブランドは、それぞれ得意とする方向性が少しずつ異なります。本格的な釣りでの機能性を重視するならSIMMS、釣りと普段着のバランスを考えるならPatagonia、といった具合です。
つまり、自分がどんな釣りをして、釣り以外でどのように着るのかを考えて選ぶと良いでしょう。せっかく購入するなら、釣りだけではなく、旅行や普段の外出でも活躍する一着を選ぶのがおすすめです。
次は、キャンプ好きにおすすめしたいアウトドアブランドを見ていきます。
キャンプ好きなら選びたいブランド
キャンプ好きにおすすめのブランド
キャンプでは、テントの設営や焚き火、料理など、意外と体を動かす場面が多くあります。さらに、日中は暑くても朝晩は冷え込んだり、雨や風にさらされたりすることも。季節や天候の変化に対応しながら、快適に過ごせるウェア選びが大切です。
Patagonia(パタゴニア)|キャンプでも街でも着たい人に
キャンプだけでなく、普段のコーディネートでもアウトドアウェアを楽しみたいなら、Patagonia(パタゴニア)は定番の選択肢。釣りでもキャンプでも普段着でもパタゴニアなら間違いないです。
アウトドアで使いやすい機能性を備えながら、シンプルで存在感のあるデザインが多く、普段着との組み合わせにも馴染みやすいのが魅力。
Snow Peak(スノーピーク)|キャンプスタイルを楽しみたい人に
アウトドアの世界観やスタイルまで楽しみたい人には、Snow Peak(スノーピーク)が候補。スノーピークはテントや焚き火台などのキャンプギアも有名ですが、シンプルなデザインで普段のコーディネートにも合わせやすいアパレルもも展開。特にキャンプギアとの統一感を意識してウェアを選びたい人にはおすすめです。
Columbia(コロンビア)|機能性と価格のバランスを重視するなら
「アウトドアウェアは欲しいけれど、できるだけ手頃な価格で揃えたい」という人にチェックしてほしいのがColumbia(コロンビア)。
アウトドアブランドらしい機能性を持ちながら、キャンプやハイキング、旅行など幅広い用途で使いやすいウェアが揃っています。また、デザインの選択肢も多いため、アウトドア感をしっかり出したい人から、普段着としてさりげなく取り入れたい人まで選びやすいのもポイント。
MILLET(ミレー)|キャンプから登山・ハイキングまで楽しむなら
登山やハイキングなど、よりアクティブなアウトドアにも挑戦したいならMILLET(ミレー)もおすすめ。
登山を想定したウェアが多く、動きやすさや快適性など、アウトドアで重要な機能を重視したアイテムが特徴。
「キャンプをきっかけに、これから登山やハイキングにも挑戦してみたい」という人なら、キャンプ専用として考えるのではなく、その先のアウトドアまで使えるウェアを選ぶのもいいでしょう。
キャンプのスタイルに合わせて選ぶ
Patagoniaならアウトドアと街着の両方、Snow Peakならキャンプギアとの統一性、Columbiaなら機能性と価格のバランス、MILLETなら登山やハイキングまで。
焚き火をするなら火の粉や汚れ、夏のキャンプなら通気性や速乾性、寒い時期なら保温性や重ね着のしやすさなど、「自分がどんなキャンプをするのか」から逆算して選びましょう。そして、忘れてはいけないのが「自分の好み」。機能性が優れていても、着たいと思えなければ出番は増えません。
では、ここまで紹介したブランドの中から、実際に自分に合うアウトドアブランドを選ぶなら?
次は、「釣り」「キャンプ」「普段使い」「機能性」「デザイン」など、目的別にどのブランドが向いているのかを整理してみます。
あなたならどのアウトドアブランドを選ぶ?
機能性が高く、「自分が着たい」と思えるアウトドアウェア
ここまで、釣りやキャンプにおすすめのアウトドアブランドを紹介してきました。同じアウトドアウェアでも、ブランドによって得意とするフィールドやデザイン、機能性はさまざまです。
実際、Patagoniaにはフライフィッシング向けのウェアがある一方、キャンプや日常でも使いやすいシャツやジャケットも展開されています。
Snow Peakも「自然の中での機能性」と「都市生活での着心地・デザイン性」の両立を掲げ、街とフィールドの両方で使えるアパレルを展開しています。
「とにかくアウトドアで快適に過ごせるウェアが欲しい」という人は、ブランドのイメージだけでなく、具体的な機能を確認して選ぶのがおすすめですが、この記事では「何をするか」だけではなく、「どんなふうにアウトドアウェアを使いたいか」という視点からブランドを選んでみます。
結局、どのブランドを選べばいい?
アウトドアウェアは「自分の遊び方にどのブランドが合っているか」で選ぶのが一番だと思います。これはあくまで選び方の目安ですが、一例を記載します。

次は逆の発想で、普段着ファッションでありながら、アウトドアスペック並みのアパレルブランド、DAIWA PIER39(ダイワピア39)を紹介します。
釣りスペック並みのおしゃれな普段着 DAIWA PIER39
いかにも釣り人という服は着たくない人に
ここでは少し視点を変えて、「普段着にアウトドアの機能性を取り入れる」というスタイルを紹介します。その代表ともいえるのが、DAIWA PIER39(ダイワ ピア39)です。
DAIWA PIER39は、フィッシングブランド「DAIWA」の知識や経験をベースに、都市生活に馴染むデザインを組み合わせたアパレルライン。「大自然と都会をシームレスに繋ぐ架け橋」をコンセプトに、フィッシングの機能性とファッション性を融合しています。めちゃめちゃカッコいい服を作っているブランドです。
フィッシングのDNA
DAIWA PIER39は、単なるファッションブランドではありません。母体であるDAIWAが培ってきたフィッシングの知識や経験を背景に、フィッシングポケットや機能素材などをウェアに取り入れています。
「アウトドアウェアを街で着る」のではなく、「街のファッションにアウトドアの機能性を取り入れる」。そんなスタイルに魅力を感じるなら、DAIWA PIER39はぜひチェックしたいブランドです。
こんな人におすすめです。
- 釣りやアウトドアが好き
- 釣り人っぽい服装は避けたい
- 機能性とデザイン性を両立したい
- アウトドアと普段着を両立したい
ここまでブランドを紹介してきましたが、実はこの記事を書いている私自身も、最近アウトドア用のシャツを一着購入しました。
次は筆者が実際に購入したHooke(フーケ)のオーバーシャツについて、購入した理由や実際の着用感をレビューします。
Hookeのオーバーシャツを購入してみました
日本ではまだ珍しいアウトドアブランド
おそらく、この記事を読んでいる人の中には、「Hookeってどこのブランド?」
と思った方も多いのではないでしょうか。

キャンパーズアンドアングラーズ北広島のディスプレイ
Hookeは、2012年にカナダで誕生したアウトドアブランドです。自然の中での冒険や、持続可能なフィッシング、自然環境の保全などをブランドの価値として掲げています。
特に興味深いのが、ブランドの世界観。Hookeが大切にしているのは、単なる「アウトドア」ではありません。釣り、狩猟、キャンプ、自然、そしてそこに関わる人々や文化。こうした背景を知り、お店で実物を見て「これは着てみたい」「自分もそのカルチャーの一部になりたい」と思い購入に至りました。
「知っている人は知っている」という特別感
日本ではまだ取り扱いが少ないブランドで、北海道の一部のアウトドアショップでしか買えません。日本市場での展開は2026年に北海道から始まったばかり。誰もが知っているブランドではないからこそ、自分だけが知っているという特別感も楽しめるブランド。
北海道では北広島の「キャンパーズアンドアングラーズ北広島」と、「コルソ札幌」でディスプレイされているのを確認しました。

キャンパーズアンドアングラーズ北広島のディスプレイ
実際に手に取ってみて感じたこと
アウトドアウェアというと、機能素材や多機能ポケットなど目立つデザインもありますが、Hookeはそうした機能性を前面に押し出している印象がありません。
個人的には、この「アウトドアと街着の中間にあるようなバランス」がポイントだと思っています。

天然素材(コットン)と化学繊維(リサイクルポリエステル)組み合わせた生地は風合いが素晴らしく、環境にも配慮した服作りのマインドに感銘を受けました。着心地も快適。

筆者が購入したのはHookeを代表するオーバーシャツ。カラーバリエーションも豊富で、日本のブランドではお目にかかれない外国らしい色使いが素敵です。海外製品って色使いが素晴らしいですよね。
いつもは無難にブラックや無彩色を選びがちな筆者ですが、せっかくなので普段選ばない臙脂色と柿色を混ぜたようなカラーを選択しました。レトロ感のある色合いが気に入っています。ブルージンズやブラック、チノパンなどどんな色とも合わせやすいです。


釣りではコンプレッションウェアやTシャツの上に羽織ることで、朝夕の気温差にも対応しやすくなります。キャンプなら、サイト内で過ごすときのアウターとしても使いやすそうです。普段着として着たり、ウェーダーの上に羽織ったり、オーバーシャツは使い回しが万能です。


この日の釣行はカッコイイ個体にも出会えて幸せ。

岩魚がいる渓相が好きです。
Hookeのオーバーシャツを購入してみて、個人的に魅力だと感じたのは以下のポイントです。
- アウトドア感が強すぎない
- 普段着としても取り入れやすい
- 柿色が優秀!どんな色とも合う
- 釣りやキャンプにも持っていきやすい
- 一着をさまざまなシーンで使える
- 生地が厚く、しっかりと温かい

秋はFoxfireスコーロンとのレイヤリングを楽しめそうです
Hookeで特に気に入っているのが、ところどこにアウトドアらしさを感じる要素を残しながら、「アウトドアウェアを着ている」という感じが強くないことです。


このオーバーシャツは釣りやキャンプでガシガシ使い倒し、ボロボロになるまで服を育てていきたいと思ってます。(ボロボロになり過ぎると街で着れなくなるけれども)


ショップで頂いたステッカーは、自宅のツールボックスに貼りました。いい感じ。
北海道にお住まいの方はもちろん、旅行で北海道を訪れた際には、ぜひHookeのウェアを実際に手に取って、その魅力を確かめてみてください。
まとめ
アウトドアウェアは
「用途やシーン」と
「自分のスタイル」で選ぶ
⚫︎アウトドアウェア選びでは、機能性だけでなく、「アウトドア以外でも着たいと思えるか」という視点を持ってみるのもおすすめです。 ⚫︎自分のライフスタイルに自然に馴染む一着を選ぶことが、アウトドアファッションを楽しむポイントです。
| 商品名/ブランド | Patagonia(パタゴニア) SIMMS(シムス) Foxfire(フォックスファイヤー) Snow Peak(スノーピーク) Columbia(コロンビア) MILLET(ミレー) DAIWA PIER39(ダイワピア) Hooke(フーケ) |
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WRITER: tuna
観葉植物とカメラと釣りが好きな中年サラリーマン。ガジェットやインテリアは、レトロ&ハイテクが融合したデザインのモノが好き。
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