至高のフィッシュグリップ「ボガグリップ」
品質・耐久性・信頼度、まさに一生モノ

魚をやさしくホールドし、安定したグリップ力と耐久性を誇るフィッシュグリップ「ボガグリップ(BOGAGRIP)」を紹介します。この記事では筆者が購入し使っているボガグリップ15lbモデルを例にスペックや特徴を紹介します。

サビない、頑丈、適度なサイズ感

ボガグリップは、とにかくサビに強くて頑丈です。値段は少し高いけれど、釣具屋でよく売っているチープなフィッシュグリップとは比べ物にならない品質の高さです。

筆者もこれまで様々なフィッシュグリップを使用してきて、サビたり故障したり散財を繰り返してきましたが、最初からボガグリップ(BOGAGRIP)にすれば解決でした。

ボガグリップはシンプルな構造でサビに強くて、耐久性は折り紙付き。メンテナンスも簡単時短。釣行後に真水でサッと洗う程度です。筆者が最終的にボガグリップを選んだ理由は、フィッシュグリップとしての基本性能と、一生モノといわれるレビューや信頼性、そして15lbのコンパクトさ（全長）です。（15lbでも重量は結構重たいですが、その分頑丈です！）

15lbモデルの全長

15lbモデルの全長は230mm、グリップ長90mm、マウスクリッパー部分を広げた幅は25mmくらいです。全長がコンパクトなので手の収まりや収納性も良く、バッグやライフジャケット、フィッシュベルトに付けても、それほど邪魔にならないサイズ感です。

15lbモデルの重量

15lbモデルの重量は280g。コンパクトなサイズ感だけど、重量は結構あります。250mlの細長い缶ジュースくらいの重さです。金属製品なので体にあたると痛いし、車や他の釣具にぶつける訳にもいかないので、別途フィッシュグリップホルダーも購入しておくことをお勧めます。

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ボガグリップは15lbモデル以外にも、30lb、30lbスペシャル、60lbと計4種類のラインナップがあります。陸っぱり釣行や小型〜中型魚の釣りでコンパクトさを重視する人は15lbがおすすめ。沖磯シーンや大物狙いはオールマイティーな30lb、60lbモデルなら間違いないでしょう。各モデルのスペックや計測範囲は後述します。

陸っぱりメインの釣行が多い人は、ダイワの陸っぱり最強シューズもおすすめです。防水性もありタウンユースできるデザインが素晴らしいです。釣り以外にもキャンプやBBQなどアウトドア全般におすすめです。

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ボガグリップはMADE IN USAでオールステンレス製だからサビに強く耐久性があります。特に沖磯での海釣りではとても心強いです。直感的に操作しやすく普遍的なデザインは、偽物も多く出回っているので購入時に注意しましょう。「エスタボガタックル社のボガグリップ」が本物のボガグリップです。

フィッシュグリップは様々なメーカーからも多く展開されていますが、デザインが奇抜でカッコ良すぎたり、サイズが大き過ぎたり、おじさんが持つにゃちょっと恥ずかしい…と思って、筆者はボガグリップにしました。シンプルで無骨なデザインが気に入ってます。

筆者は陸っぱりから沖磯まで、かれこれ3年以上使用してますがサビや壊れる気配は今のところまったくないです。フィッシュグリップはボガグリップで間違いないでしょう。

4種類のラインナップ

ボガグリップは4種類あり、ターゲットの魚の大きさや計測範囲に合わせて選びましょう。陸っぱりアングラーなら15lbで十分だと思います。船釣りや沖磯メインならオールマイティな30lbは欲しいところ。ただ、30lbだと500mlのペットボトルを持ち歩くサイズと重量感なので、重さの負担は感じるかもしれません。ボガグリップを持ち歩かずに釣具箱に入れて使用する人や、重量が重くても全然平気という人なら、汎用性の高い30lbの方が良さそうではあります。魚種ターゲットがGTやヒラマサ、マグロまで行くなら、60lbモデル一択ですね。30lbスペシャルは、ボディは30lbパーツ、マウスクリッパーは60lbパーツといった組み合わせのスペシャルモデルです。

高精度な計測

ボガグリップには精度の高いスケールツールも備わっており、その正確性はI.G.F.A（国際ゲームフィッシュ協会）にも記録申請可能です。表記はlb（ポンド）で分かりづらいですが、1lb＝約453gなので、ざっくりと2lbで大体1kgくらいって覚えておけばいいかも。魚の重さをその場でサッと測れるのは利便性ありますね。自己記録を狙ってる時はモチベーションアップにもなりそう。

ボガグリップの最大の特徴は、360°回転式グリップ。魚が暴れてもスムーズに回転し、魚の暴れる動きに追従するから、魚のアゴを傷つけにくいし、一度キャッチすれば魚を落さない安定感があります。

この回転構造は本当に秀逸です。固定式のフィッシュグリップだと、大きな魚をキャッチして暴れた場合、手首を返されて傷めるなんてこともありますが、ボガグリップなら回転構造のおかげで手首にも魚にもやさしい作りなんです。

フィッシュグリップとして完成度が高くて欠点なしのボガグリップですが、一応メリット・デメリットをあげます。

メリット

デメリット

個人的に気に入っている3つのGoodポイント

1つ目は、指でグリップする部分が平行に真っ直ぐなデザインになっているデザインです。そのおかげで、ボガグリップを磯場の斜面に置いたときにもコロコロ転がったりしません。この部分が丸かったりすると、岩場に置いたときに転げ落ちてしまうんですよ。ボガグリップの真っ直ぐなデザインは、実際の釣場で使いやすいと感心したポイントです。

2つ目はグリップデザインです。グリップ部の適度なザラつきが、濡れた手やグローブ越しでも滑りにくくてグリップ力が強力なんです。実際に握ると分かるのですが、手のひらがしっかり固定され、マウスクリッパーを指2本でも1本でも開閉しやすいんです。このグリップ素材なら雨の日の使用も安心です。ちなみにマウスクリッパーの開閉時にカチンと音が鳴るので、開閉が分かりやすいのも気に入っているポイントです。欧米製品って車でも家電でもONOFF時のカッチリ感がありますよね。

3つ目は、マウスクリッパー先端部の絶妙な丸み。釣った魚は全て食べる訳ではなくリリースする場合もあると思いますが、この丸みのあるマウスクリッパーは魚を傷めず、かといってクリッパーから魚が外れてしまうこともない、絶妙な設計なんです。以前使っていた安物フィッシュグリップは、先端が細く鋭利な部分もあり、魚をキャッチした際にアゴを貫通させてしまい、申し訳ない気持ちになることもありました。ボガグリップの設計は隅々に至るまで、魚にもやさしい絶妙な設計です。魚へのやさしさとグリップ力を両立した設計は秀逸です。