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釣り・アウトドア

2023.01.03

クーラーボックスの種類や用途を解説
釣りやキャンプに適したクーラーボックスは?

CONTENTS

目次

クーラーボックスの断熱素材を知る

  • LV1:【ソフトタイプ|軽いっ!】ナイロン、ポリエチレンなど
  • LV2:【ハードタイプ|まあ軽い】ポリスチレン(スチロール樹脂)
  • LV3:【ハードタイプ|やや重い】ウレタン
  • LV4:【ハードタイプ|重たいっ】真空パネル
  • LV5:【ハードタイプ|超重っ…】極厚肉厚ボディ

クーラーの断熱レベルを5段階に分類しました。LV1から順に保冷力が高くなり、LV5までいくと保冷力と比例して価格も高価に、重量も重くなっていきます。
LV1〜LV3は遠足やBBQなど、LV3〜LV5は釣りやキャンプ、一時的な停電対策にも活用できるクーラーボックスです。まずは断熱材を知ることで基本的な保冷力の差を覚えましょう。そうすると用途や予算に合わせてクーラーボックスを選びやすくなります。

クーラーボックスの用途を考える

次は用途を整理します。クーラーボックスの主な利用シーンを想定します。

遠足やハイキング、ちょっとしたお買い物など

日帰りの遠足やハイキング、スーパーへの買い出しなどを想定すると、保冷時間は朝からお昼前後までだとして、保冷時間は4〜5時間もあれば十分。また、道中は電車や車での移動が想定され、比較的涼しい環境での運搬のため、保冷力もそこまで高くなくて良いでしょう。断熱素材はLV1のナイロンやポリエチレン素材が最適。運搬時の軽さや、使い終わった後に折り畳めるといった利便性を重視した方が良いでしょう。ということで、ソフトタイプのクーラーがおすすめ。L.L.Beanのトートバッグタイプのソフトクーラーなら普段使いもしやすそう。


キャンプ・アウトドア・BBQ

日帰りであればソフトクーラーでも充分ですが、肉や魚といった生食材の保存や一泊二日以上ともなると、ある程度の保冷維持が必要。クーラーの設置場所を考えると、キャンプやBBQであればパラソルや木陰の下に置けば直射日光は避けれそうです。断熱材は最低でもLV2のスチロール素材、予算があればLV3のウレタン素材のハードタイプが欲しいところ。また、運搬の利便性を考えるとキャスター付きのキャンプ用クーラーボックスがおすすめ。



釣り(防波堤・磯釣り)や一時的な停電対策に

多くの釣り場は庇や木陰がなく過酷な環境。直射日光を浴び続けるため、クーラーボックス内の飲料水や氷は釣り人にとってのライフライン。ライフラインという観点では、災害時や一時的な停電の際にもクーラーボックスは役立ちます。椅子やテーブル代わりにもなる大きめのクーラーボックスなら利便性も担保。頑丈さや堅牢性からもシマノやダイワのハードタイプのクーラーボックスがおすすめ。

また、釣った魚や生食材を新鮮な状態で保存したいため、保冷時間は重要な指標。この辺りから価格帯はグンっと上がりますが、LV3のウレタン以上、予算があればLV4の真空パネルのクーラーボックスが良いでしょう。



遠征(キャンプ・釣り)

二泊三日以上の遠征キャンプ、釣りの場合は、保冷力とサイズどちらも重要。クーラーボックスはライフライン拠点として扱うこともあるため、数日分の食料や飲料水を保存する必要があります。ハードタイプの中でも超大型クーラーや、圧倒的な保冷力を誇るクーラーボックスが対象になります。



クーラーボックスの価格帯を知る

1,000円〜3,000円台

10〜20L前後のソフトクーラーや、ハードタイプなら発泡スチロールタイプのクーラーを買える価格帯。保冷力は密閉性のある箱型スチロールが良さそうですが、ソフトタイプは使い終わったら折り畳める利便性もあるため、利用シーンを想定して選びましょう。



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5,000〜10,000円台

20〜30Lくらいのハードタイプのクーラーを買える価格帯。20L以上になるとサイズも大きいため、使わない時の収納も考えると実際のサイズ感や寸法を把握してから選ぶと良いでしょう。

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20,000〜30,000円台

この価格帯から保冷力や利便性に信頼のおける、日本の釣具メーカーのクーラーがおすすめ。ダイワのクーラーボックスは医療機関でも利用されるほど性能と信頼性が高い。断熱材の種類によって価格差は大きく異なりますが、サイズは10L〜30L台のクーラーが対象。10,000円以上出すのであれば、ウレタン素材以上のクーラーが望ましい。20,000円以上の予算なら真空パネルモデルも検討範囲です。


筆者も購入したクーラーボックス。保冷力を検証し、確かな実力を確認済み!レビュー記事もぜひ参照ください。


40,000円以上〜

サイズも保冷力も使う人や利用シーンが限定されてくる種類のクーラーボックス。長期間のキャンプでの圧倒的な保冷力、大型魚を保存するロングタイプのクーラーボックスなど、保冷対象のサイズに合わせて選びましょう。シマノやダイワのクーラーボックスであれば、6面極厚真空パネルや5面、3面、1面真空パネルなど、20Lから65Lまで幅広くラインナップされています。



クーラーボックスの付属機能を知る

クーラーボックスには保冷力以外にも、用途や利用シーンによって様々な機能や利便性の高い製品もあります。購入時の判断ポイントにするのも良いでしょう。
ここではクーラーボックスのよくある機能について、いくつか例をあげていきます。

キャスター・車輪

大型のクーラー、目安としては30L以上のクーラーにはぜひとも欲しい機能。種類によっては大型のクーラーでもキャスターがないモデルもあるので、用途や利用シーンを想定して判断しましょう。キャスターや車輪の有無は、運搬時の体の負担に直結するので、大事な判断指標。

ドリンクホルダーやショルダーベルト

ドリンクホルダーはキャンプ用クーラーによく付いている機能。クーラーの天板をテーブル代わりに使えるのが便利。ショルダーベルトは小型のクーラーに付いているケースが多く、同梱・付属として付いているのか、オプションとして別売かは購入前にチェックしておいた方が良さそう。

投入口の有無

クーラーボックスの天板に小さな投入口が付いているモデルもあります。クーラーボックスは開け閉めの度に冷気が逃げ、内部には温かい空気が入り込みます。クーラーボックス内の氷は再冷却のためエネルギーを消費する=解ける時間が早まります。クーラー内部には温かい空気を侵入させないために、小口の投入口は保冷維持に貢献します。

まとめ

クーラー選びは用途や利用シーン、
付属機能、予算を整理して選びましょう。

いかがでしたか?今回はクーラーボックス特集として、利用シーンや価格帯で整理してみました。機能面で選ぶも良し、好きなブランドで選ぶも良し、この記事がクーラーボックス選びの参考になれば嬉しいです。

個人的にはYETIのクーラーはいつか欲しい憧れのクーラーです。ただ、amazonも楽天も日本の正規代理店のA&Fからの出品がなく、並行輸入品しか販売されていませんでした。どうしても正規品ルートで入手したい場合は、今のところA&Fのオンラインストアで購入するしかないかもしれません。最後に、A&F公式サイトのリンクも掲載しておきます。

■A&Fオンラインストア YETI



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WRITER: tuna

観葉植物とカメラと釣りが好きな中年サラリーマン。ガジェットやインテリアは、レトロ&ハイテクが融合したデザインのモノが好き。

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